絵金蔵にとっても最も大事な時期となりました!
本日より絵金蔵夏の特別展
「宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-」がはじまりました!
絵馬提灯とは芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りに飾られたもので、
箱型の木枠に絵を描いた和紙を貼り、中に入れられたろうそくの光で鑑賞します。
絵馬提灯は消耗品として、お祭りの後に廃棄されることも多く、
現存するものは多くはありません。
本展示では、香南市に現存する貴重な連作の絵馬提灯
「義経千本桜」を館内で展示いたします。
こちらは、絵金祭りの夜に町内で飾られてきた作品となりますが、
今年はお祭りでの展示ができないこともあり、館内でお楽しみいただけます。
さらにさらに!
絵金祭りの7月20日㈯・21 日㈰の夜間特別開館では本展に合わせて
「ナイトクイズラリー絵金の謎を追え」を開催!
クイズに答えると絵金グッズやお菓子がもらえます!
ご参加お待ちしております!
また、
絵金が墨だけで描いたスケッチや、
弟子の為に描かれたお手本などと考えられる白描画を展示する白描展
土間ホールと映像ホールの二カ所で展示中です!
また、不慮の事故による修理を終え2017年に帰って来た
芝居絵屏風5枚を週替わりで展示する5分の1展
全作品をご覧になられたい方は年間パスポートの購入もおススメしております。
これらの作品は、現時点では神祭や絵金祭りの時に野外に展示することが出来ないため、
絵金蔵でしかご覧いただくことが出来ない貴重な作品となります。
さらに絵金祭りの20・21日には5分の1展のすべての作品を館内にて展示予定です!
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◆宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-
7.9(火)-7.28(日)
絵馬提灯は芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りに飾られたもので、
箱型の木枠に絵を描いた和紙を貼り、中に入れられたろうそくの光で鑑賞します。
神社の境内や参道を彩る灯り取りにもなり、
通常は祭りが終わると燃やされる消耗品であり現存している作品はわずかといわれています。
連作の絵馬提灯も一部残されており、本展では「義経千本桜」を紹介します。
◆白描展
7.9(火)-8.12(月)
絵金や弟子が残した白描画(香南市個人蔵)を展示いたします。
人物や芝居絵の下絵など様々な題材で描かれている絵金の白描。
力強く美しい墨線からは絵金の画力の高さがうかがえます。
◆5分の1展
7.9(火)-8.12(月)
不慮の事故による修理を終えて2017年に帰ってきた芝居絵屏風5展を、
5週間に渡って順番にお見せします。これらの作品は作品保護のため、館内の展示ケースにて展示いたします。
5分の1展スケジュール
◎ 7/9-7/14 勢州阿漕浦 平次住家
◎ 7/15-7/21 蝶花形名歌島台 小坂部館
◎ 7/23-7/28 八百屋お七歌祭文 吉祥寺
◎ 7/30-8/4 蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ
◎ 8/6-8/12 鎌倉三代記 三浦別れ
※ 7/20・7/21は5点全て展示いたします!
赤岡町本町通における須留田八幡宮神祭は
7月14日(日)・15日(月)に開催となります。
※屏風絵展示は午後7時から午後9時ごろまでです。
神祭に関して以下のご協力をお願いいたします。
・撮影はフラッシュなしでお願いします。
・当日は通行止めをしておりません。
車の通行に十分お気をつけください。
●駐車場について
できるだけ公共交通機関をご利用いただくことをお勧めしておりますが
須留田八幡宮神祭にお車でお越しの方は
香南市商工会駐車場または
赤岡小学校駐車場(※南側の駐車場 17:00~)
旧赤岡庁舎跡の駐車場をご利用ください。
※駐車場での事故、怪我につきましては責任を負いかねますので充分にご注意ください。
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早くも夏が近づいてきたように思います。
絵金蔵では連休に合わせてサロン営業を復活しました!
お気軽にご利用ください。新メニュー「赤しそジェラートソーダ」も公表販売中です。
さて、絵金蔵では令和6年度須留田八幡宮神祭・絵金祭りにおいて
屏風絵の守番・解説をして下さるボランティアを募集いたします!
例年は大学生・高専生と限定しておりましたが、
成人の方誰でもご参加いただけます!※ただし高校生は対象外
【お祭の日程】----------------------------------------------------------------------
◆須留田八幡宮神祭
7月14日(日)、15日(月)
◆土佐赤岡 絵金祭り
7月20日(土)・21日(日)
→詳細は公式サイトへ:https://ekinmatsuri.com/
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赤岡の商店街に飾られた本物の絵金の芝居絵屏風を
暗闇のなか、ロウソクの灯りでみる須留田八幡宮神祭と絵金祭り
例年、県内外からたくさんのお客様に来場いただく一方、
高齢化が進む赤岡では人手不足のため、
ボランティアの皆さまにお手伝いをお願いしてきました。
そこで、今回も開催にあたり、お祭りにご協力いただける 方を募集いたします。
※募集詳細は以下画像をご覧ください
【事前説明会日程】
日程:2024年6月29日(土)10:00~11:30予定
場所:絵金蔵
*参加できない場合は事前に必ずご連絡ください。
*この日を募集締め切りとさせていただきますが、定員に達しない場合は継続して募集いたします。個別にお問い合わせください。TEL:0887-57-7117
作品の隣に座って守番をしていただく「守る」役割と
作品の解説を通して絵金文化を発信する「伝える」役割。
これら2つの役割を担ってくださる方を募集いたします。
作品にお客様が触れたりしないよう見守りながら
描かれている歌舞伎のストーリーや、隠された絵金の遊び心など、
絵をただ眺めるだけではわからないことを
来場者の皆さまにお話しいただきます。
作品の出し入れなどもお手伝いいただきます。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
皆さまのご参加お待ちしております
さて、絵金蔵では令和6年度最初の企画展
「軍師の謀(ぐんしのはかりごと)」が4月2日よりはじまりました!
本展では「横幟」という大型の紙に描かれたのぼりをエアタイトケース内で展示しております。
作品名は「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」。
本作は大阪夏の陣に取材し、時代背景を鎌倉時代に変更、徳川家康がモデルの北条時政と豊臣秀頼がモデルの源頼家の確執を柱に、様々な登場人物が登場します。
本作品の続きにあたる芝居絵屏風「鎌倉三代記 三浦別れ」のレプリカ作品も同時展示中です!
本企画展ではこの複雑なストーリーの中から、軍師「佐々木高綱」に特に注目し
高綱の「謀」にまつわる人間ドラマを分かりやすく展示しております。
また、企画に合せてクイズをご用意しております!
回答を記入して受付に持っていくと景品をご用意しておりますので
ぜひチャレンジしてみて下さい。
◆日 時
令和6年4月2日(火)~ 令和6年7月7日(日)
◆休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
◆観覧料
一般520円(470円)/高校生300円(250円)/小・中学生150円(100円)
*( )内は15名様以上の団体料金
*絵金蔵入館料のみで観覧可能
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みなさん、あけましておめでとうございます! 本年もどうぞ絵金蔵をよろしくお願いいたします!
そして、当館は令和6年2月11日㈰に開館19周年を迎えます!これを記念し絵金蔵では当日「絵金蔵開館19周年記念イベント」を開催いたします!
デハラユキノリ
村岡マサヒロ
特別講演会 2月11日㈰14:00~15:00
独自の世界観で人気のイラストレーター、デハラユキノリさんと漫画家の村岡マサヒロさんによる講演会。審査員を務めた未来の絵金コンテストの作品講評と、お二人による対談を予定しております。
会場 絵金蔵土間ホール
定員 30名(要予約) TEL 0887-57-7117
※ 入館料大人520円他が必要です
未来の絵金コンテスト作品展
展示期間 2月11日㈰~3月10日㈰
絵金文化が後世へ繋がっていくことを願い開催された「未来の絵金コンテスト」。入賞作品を芝居絵屏風を模した【ミニ屏風】に仕立てて展示いたします。入賞を逃した作品も一部展示いたします。また、審査員であるデハラユキノリさんと村岡マサヒロさんのミニ屏風も特別展示いたします。
女の仇討展
展示期間 1月10日㈬~3月31日㈰
浄瑠璃や歌舞伎では「女の仇討」を見どころとする芝居がいくつか存在します。今回は絵金の力強い筆致を通してたくましく戦う女の生きざまを紹介します。また本展では濱口富治氏の旧蔵から新発見された絵金派の絵馬提灯(現在は軸装)を初公開いたします。
特別サロン
40セット限定 2月11日㈰
塩屋餅店のお菓子とお抹茶のセットを限定販売!
赤岡の酒造会社高木酒造のおり酒を使った
おり酒まんじゅう、またはいちご大福からお選びください。
絵金くじ引き
2月11日㈰先着100名様限定
絵金グッズやその他特典が当たります!
2月11日はどうぞ絵金蔵へお越しください!!
秋の風が心地よいですね。
さて絵金蔵では昨年に引き続き
「第2回 未来の絵金コンテスト」を開催いたします。
本企画は来年、令和6年2月11日の絵金蔵開館19周年に向けたものです。
赤岡で江戸時代より続く須留田八幡宮神祭の絵金の芝居絵屏風の展示。
この独特な絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、
未来の絵金を見つけるコンテストを開催いたします。
入賞した作品は、絵金の大成させた芝居絵屏風を模したミニ屏風にし、
絵金蔵で令和6年2月11日周辺の期間一ヵ月ほど展示いたします!
今年のテーマは「願い」
審査員は
東京を拠点にフィギュアイラストレーターとして活動する
デハラユキノリさんと
昨年に引き続き高知新聞の4コマ漫画でおなじみの
村岡マサヒロさんにご審査いただきます!
皆様の力作を心よりお待ちしております~
↓↓↓応募票やフォーマットのダウンロードは以下リンク先トップページより↓↓↓
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11月より香南市赤岡町を会場とした体験イベント「ゆるり赤岡体験博」を開催いたします!
詳細は↓から♪
当館では2019年より、4カ年計画で18点の絵金芝居絵屏風の本格修理を行っており、昨年度についに完了となりました。本展では今年当館に帰ってきた作品をお披露目します!
現在の文化財の修理とは、新品のように綺麗にするのではなく、現状より劣化するのを防ぐためのものです。その中で破れた紙を貼りつけたり、ついた汚れを取り除いて綺麗になりました。
他にも内側に隠れていた絵の一部も顔を出すなど見所満載です。
これまでとは違う芝居絵屏風の新しい姿をぜひご覧ください!
★全部の作品を見るなら年間パスポートが断然お得!★
大人2000円・高校生1200円・小中学生600円 絵金蔵にて販売中!
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◆赤岡絵金 芝居絵屏風お披露目展2023
◆日 時 令和5年8月8日(火)~ 10月15日(日)
【展示スケジュール】
※作品は各週1点ずつの展示となります。
① 8月8日(火) ~ 8月20日(日)
伽羅先代萩 御殿(本町2区)
② 8月22日(火) ~ 9月3日(日)
蝶花形名歌島台 小坂部館(本町4区)
③ 9月5日(火)~ 9月17日(日)
東山桜荘子 佐倉宗吾子別れ(本町4区)
④ 9月18日(月)~ 10月1日(日)
忠臣二度目清書 寺岡切腹(横町2区)
⑤ 10月3日(火)~10月15日(日)
楠昔噺 徳太夫住家(横町2区)
※開館状況及び展示内容は変更となる場合がございます。
謝辞
「(県指定)旧赤岡町の土佐芝居絵屏風23隻のうち18隻保存修理事業」は、多くの支援者、関係機関の補助・助成により実施することができました。記して深く感謝の意を表します。また、ここにお名前を記すことのできなかった皆様にも重ねてお礼申し上げます。
《補助》
高知県 / 香南市
《助成》
文化財保護活動助成 / 公益財団法人 朝日新聞文化財団
美術品修復事業助成 / 公益財団法人 出光文化福祉財団〔現 出光美術館助成事業部〕
文化財保存修復助成 / 公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団
《修理・調査》
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 / 株式会社 修護
《支援・寄付者》
岩崎 ちか
若竹まちづくり研究所
小林 利佳子
坂本 守正
竹村 努
福原 光明
森本 博氏
宗圓 湛子
浜渦 千恵子
野上 慶子
正木 宏明
竹島 昌宏
香南ケーブルテレビ
小林 広希
阿原 乃里子
野上 慶子
吉田 順
中嶋 洋
島村 立法
楠目 二美
齋藤 颯介
シバ ミキオ
依光
片山
さてさて絵金蔵では本日より
土佐の夏祭りを彩る芝居絵屏風-郡頭神社- 始まりました!
絵金や絵金派とよばれる絵金の流れをくんだ絵師により描かれた数多くの芝居絵屏風は
赤岡のみならず県下各地に残されており、それらを夏の祭礼に合せて展示する文化が
未だに残っています。
本年は高知市内の鴨部にある郡頭神社(こほりずじんじゃ)より貴重な作品をお借りし展示いたします。
群頭神社には8点の芝居絵屏風が残っており、
毎年お祭りの日に4点が展示されていま。
本企画展では2023年に神社には飾られない4点の作品を展示いたします。
また香美市土佐山田町で新発見された横幟も公開いたします。
須留田八幡宮神祭、絵金祭りも7月14日㈮・15日㈯・16日㈰とさし迫って参りました!
高知の夏はよさこいだけではございません!
夏と言えば絵金、絵金と言えば夏!ぜひこの機会に赤岡へお越しくださいませ。
◆土佐の夏祭りを彩る芝居絵屏風-郡頭神社-
7月11日㈫~7月23日㈰
◆白描展
7月4日㈫~8月6日㈰
◆5分の1展
7月4日㈫~8月6日㈰
【5分の1展:展示スケジュール】
◎7/4-7/9 勢州阿漕浦 平次住家
◆夜間特別開館
7月14日㈮・15日㈯・16日㈰
18:00~20:00(入館は19:30まで)