三寒四温。
薄い上着でお出かけできる日もあれば、セーターの上に厚手のコートを着たい寒い日もあり、
春は目前に迫っているといったところでしょうか
皆様風邪などひかないよう十分にお体ご自愛下さいね。


さて先日絵金蔵では、分身ロボット「OriHime」を通して、
東京と海外のお客様が来館されましたー!


以前にも1度こちらの記事でご紹介させていただいたように、
ご入館いただいたことがあったのですが、
(OriHimeって何ぞやという方は下記の記事をご参照ください)




この度はなんと、オーストラリアと東京のお二人のお客様。
このお二人は、実は初対面。いわば
「日帰りバスツアーで隣同士になった」お二人のような形です。

そして別日に韓国在住のお客様もご来館されました。
韓国の方は、高知に留学されているお子さんがご家族をOriHimeで
ご案内していらっしゃったのでいわば「家族旅行」

OriHimeで様々な旅行ができるんだな、と改めて感心しました^^


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↑OriHimeパイロットがログイン!手をあげてあいさつしてくれてます。

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↑2台での来館。OriHime同士での自己紹介なんだか新鮮です。


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↑映像をご覧になる後ろ姿がかわいい!

OriHime鑑賞
↑こころなしかOriHimeの顔が真剣になっているように見えます。


人型のロボットを通しての来館は、生身の人間に接しているような、
とまでは言わなくとも不思議な温かさがあり画面越しの通話などよりも
グッとコミュニケーションがとりやすくなります。

コロナ禍で様々な「移動」に制限がかけられる中、
離れた距離も何のその、心と心をつないでくれるOriHimeはとっても
素晴らしい発明だなと再認識した出来事でした~


先日、分身ロボットOriHime(オリヒメ)を通じで、
福岡の高校生の女の子がご来館!
絵金蔵を見学いただきました~

OriHime
△絵金蔵にやってきたOriHime

高知新聞でご紹介いただいている記事はこちらから。
https://www.kochinews.co.jp/article/362743/



OriHimeとはなんだ?と思われた方も多いのではないでしょうか。
OriHimeは、外に出られない方や時にピッタリのロボットです。

ロボットと言っても、AIのようなものではなくあくまで「分身」。

遠くにいる方が、アプリをダウンロードして
スマフォなどの端末でOriHimeを操作します。

端末の画面には「はい」「うーん」などのボタンもあり、
そちらを押すとOriHimeが動きますっ!
その動きがなんとも愛らしいのです。

そういった動きがあるので、
作品の説明をしたり、質問してみても「そこに人がいる」というのが伝わってきます。
普段の解説とほとんど変わりません。
むしろ、第一展示室「闇と絵金」では暗い中、目が緑色に光り、
実際に人がいるより、存在感はありました^^

OriHime3

「テレビ電話」でいいんじゃない?と思われる方も多いかもしれませんが、
人の気配は感じるが、姿を見せなくていいという点が「テレビ電話」と異なります。

病気の方は、その姿を見せたくないという方も多いと聞きました。

OriHimeはそういった方の分身として、たくさんの方とコミュニケーションがとれるのです。

ちなみに眼や指先しか動かせない重度肢体不自由患者さんのための
OriHime eye+switch(オリヒメアイスイッチ)という意思伝達装置もあるそうなので、
例えばALSの方が遠くにいてもコミュニケーションが取れます。


今回、お試しでOriHimeを活用させていただいて
人と繋がる方法の一つを知ることができました。

こんな時期だからこそ、普通に人と会えていたことが
ありがたいと思っている方も多いと思います。

しかし難病の方やなんらかの理由で外に出られない方にとっては、
新型コロナウイルス感染症の流行に関係なく
そもそも人と繋がることが大変だったと思います。


実際に対応させていただいて
このOriHimeはそういった課題解決となる素晴らしいロボットだと
改めて気が付きました。

また絵金蔵での入館を通して、
例えば「映画館OriHime席」「美術館OriHimeチケット」「旅行OriHimeツアー」
のように市民権を持っていただけるほんのちょっとのきっかけとなれば幸いです^^


ご来館ありがとうございましたっっ また遊びに来ていただきたいです!


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個人向けのレンタルも開始したようなので
興味のある方はこちら (限定30台だそうです)

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