新橋演舞場にて三代目市川右團次襲名披露公演
「壽新春大歌舞伎」『雙生隅田川』が上演されます。


期間:平成29年1月3日(火)~27日(金)まで
場所:新橋演舞場

猿島惣太後に七郎天狗、そして軍介を、市川右近改め三代目市川右團次さんが演じます。
歌舞伎公式総合サイト 歌舞伎美人のインタビューにおいて絵金のことについても触れられていますので
詳細はそちらでご確認ください。


また、絵金の書き残した雙生隅田川の絵が朝倉神社の祭礼(7月24日)にて公開されますのでそちらもぜひご覧ください。
 
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祭礼の様子




明治座にて「蘆屋道満大内鑑 葛の葉」が上演されます。

平成28年4月2日(土)~26日(火)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後5時~

2月27日(土)~チケット発売予定
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<安倍保名に一命を助けられた白狐が保名の許嫁、葛の葉に化け子をもうける。しかし本物の葛の葉姫が現れ・・。人を愛してしまった狐の一途な恋と悲しい別れの物語。>


絵金蔵所蔵品には「蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ」があります。

葛の葉

絵金は信太の森(現在の大阪府和泉市)に消え去ろうとする
葛の葉狐と母を慕う童子を情感たっぷりに描いています。

葛の葉狐が別れ際に障子に書き残した形見の歌
「恋しくば尋ね来てみよ和泉(なる信太の森の)うらみ葛の葉」
が裏文字で描きこまれるなど細部に至るまで描き込んだ優作で
見る者の涙を誘います。


絵金蔵収蔵品でもある芝居絵屏風「蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ」
ぜひこの機会にいかがでしょうか?

詳細は歌舞伎美人HPをご確認ください。
http://www.kabuki-bito.jp/


歌舞伎座にて昼の部で「鎌倉三代記」が上演されます。

平成28年3月3日(木)~27日(日)

昼の部 午前11時~
鎌倉三代記 絹川村閑居の場

夜の部 午後4時30分~
祇園祭礼信仰記 金閣寺
 
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絵金蔵所蔵品には、「鎌倉三代記 三浦別れ」があります。
本1・鎌倉三代記補正

<三浦之助義村は、床に伏せっている母を気遣い絹川村の閑居に訪れるが拒まれてしまう。母を看病していた許嫁の時姫は三浦之助にすがりつくが仇の娘と突き放される。
 そこへ時政の命を受けた女房二人と富田六郎が時姫を連れ戻しに現れる。さらに時政に時姫を連れ帰れば妻にしてよいと言われた安達藤三郎も現れる。
 時政の仕打ちに絶望し自害しようとする時姫を三浦之助は止め、時政を討つよう迫る。時姫は父と夫の間で苦しみながらも父を討つ決心をする。実は三浦之助の謀で藤三郎になりすましていた軍師・佐々木高綱が現れ、計略の次第を聞かされた時姫は夫と別れて父を討つべく戦場へ向かう・・・>

鎌倉三代記


 左手奥には井戸端の物語、障子の影には母を描き
見事に物語を時間遠近法で描きだしています。

息子を退け、武士の心得を説き、気丈に振舞う長門ですが、
障子の奥では泣いている事が伝わってきます。


絵金は中央に若い二人を三角形の構図で大きく描いています。
時政を討てと迫られ、親か夫か思い悩み、愛しい三浦之助の為に
父を討とうと決断する時姫の嘆き悲しむ立ち姿と、鮮やかな赤い着物が
三浦之助の青白い顔とコントラストをなし画面全体に二人の悲しみが満ち溢れています。

生きて兜を二度とかぶらぬ覚悟で、結んだ紐の余りを切った事や
兜に香を強く焚き染めている様子から
時姫は三浦之助の覚悟を察したのではないでしょうか。

三浦之助は自分を心から愛する時姫に時政を討て、あの世で誠の夫婦になろう、と
残酷な決意を迫る姿は、凄まじい執念を感じます。


絵金蔵収蔵品でもある、芝居絵屏風「鎌倉三代記」
ぜひこの機会にいかがでしょうか?

詳細は歌舞伎美人HPをご確認ください。

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/436

新橋演舞場で初春花形歌舞伎 「菅原伝授手習鑑 車引」が上演されます。


公演期間
 平成28年1月3日(日)~24日(日)

公演時間
昼の部 午前11時30分~
夜の部 午後4時30分~


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<菅丞相の舎人梅王丸と斎世親王の舎人桜丸は、互いの主人を追い落とした藤原時平への恨みを晴らそうと時平の乗る牛舎に襲いかかる。それを止めたのは時平の舎人松王丸。実は松王丸、梅王丸、桜丸は三つ子の兄弟で、今は敵味方に分かれ奉公をしている。牛舎の中から現れた時平の威光に梅王丸と桜丸は身をすくめその場を後にする・・・>




当館には「菅原伝授手習鑑 寺子屋」の芝居絵屏風を2作品所蔵しています。



本2・菅原伝授手習鑑
菅原伝授手習鑑 寺子屋(赤岡町本町2区所蔵)

横2・菅原伝授手習鑑(よだれくり)
菅原伝授手習鑑 寺子屋(赤岡町横町2区所蔵)

<芹生の里で寺子屋を営む武部源蔵と戸浪の夫婦は管秀才を匿っている。しかし藤原時平のしるところとなり、首を討つよう命じられる。源蔵は思案の末、その日寺入りした小太郎を身代わりにする覚悟を決め検分役の松王丸を迎え入れる。ところが秀才の顏を知っているはずの松王丸は小太郎の首を秀才の首と認めて帰っていった。実は小太郎は松王丸の子供で、恩に報いるため我が子を身代わりにしたのであった。>

無題


いかめしい検使達から逃れようと大騒ぎする子供達、首を討たれた我が子を前にあくまで
検使役としてふるまう松王丸、決死の覚悟で首を差し出す源蔵夫婦、闊達な筆さばきで、
笑いと緊張を見事に描き分けた絵金の芝居絵をぜひこの機会にいかがでしょうか?

 
詳細は歌舞伎美人をご確認ください。
 http://www.kabuki-bito.jp/


歌舞伎座で昼の部に「源平布引滝 実盛物語(げんぺいぬのびきのたき さねもりものがたり)」が上演されます。


平成27年11月1日(日)~25日(水)
昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時30~
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<実盛物語は葵御前を助ける平家方の斎藤実盛の恩情と苦しみの話。
平家全盛の時代、琵琶湖の畔にある九郎助夫婦の家に実盛と瀬尾十郎が検分役として訪れる。この家には木曽義賢の妻、葵御前が匿われており実盛と瀬尾は、葵御前が産む子が男であれば殺すよう清盛の命を受けていた。追い詰められた九郎夫婦はさきほど拾ってきた白旗を掴んだ女の片腕を葵御前が産んだとさし出す。それに憤った瀬尾が去っていくと、残った実盛は白旗を守るため小万と名乗る女の片腕を切り落としたと語り始める・・>



絵金蔵収蔵品には「源平布引滝 松波検校琵琶(まつなみけんぎょうびわ)の段」があります。
本1・源平布引滝

<幽閉されている後白河法皇のもとに琵琶法師松波検校と偽り源氏の侍、多田蔵人行綱が盲人を装い出仕する。娘小桜は腰元として御殿に入っており、母の待宵が清盛を打ち損じ惨殺された事を告げる。行綱は仇を討とうと屋敷の奥へ・・
 一方御殿を警護する三人の仕丁達は寒さを凌ぐため、帝の愛する紅葉の枝を折り焚火をするが帝は咎めず酒を賜る。酔うほどに怒り上戸になった平次(実は平家の侍 難波六郎)は、小桜を捕え父の名を言えと責め、通りかかった行綱に琵琶一曲を所望する。行綱は琵琶を取りあげるが音色が乱れてしまう。その隙をみて平次は行綱に斬りかかるが難を逃れた行綱は、小桜の死骸を小脇に紅葉山へ逃れてゆく…>



娘を前にし苦渋の心を悟られまいと琵琶を手にとる松波検校。撥を落とす姿からこの後こらえかねた検校が階段を転び下り泣きながら娘を抱きしめ、行綱としての正体をあらわす直前を描いたものと思われます。
 責められる小桜の妖しい美と苦悩する検校の悲劇性が劇的であり、責め立てる怒り上戸は迫力があります。


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詳細は、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人(びと)」をご確認ください。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2015/11/post_89.html

京都四条南座で昼の部に義経千本桜 吉野山が上演されます。

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平成27年11月30日(月)~12月26日(土)
昼の部  午前10時30分~
夜の部  午後4時45分~

 吉野山は、歌舞伎の三大名作の一つ義経千本桜の中の道行の場面で、源義経に別れた静御前が、吉野山にかくまわれている義経を訪ねて行く道中を美しく幻想的に描いています。
 静御前の供をしているのは佐藤忠信という侍ですが実は狐の化身で静の持っている「初音の鼓」が、狐の両親の皮で作られており親恋しさに鼓を慕い、人間の姿になり静の供をしているという設定になっています。


本4・義経千本桜

絵金蔵収蔵品にも、「鮓屋」を描いた芝居絵屏風「義経千本桜」があります。

<平家滅亡の後吉野で鮓屋を営む弥左衛門は、旧恩から平重盛の息子、維盛を奉公人の弥助として匿っている。しかし弥助の素性を知った弥左衛門の息子の権太は、恩賞目当てに訴え出ようとする。そこへ源頼朝に仕える梶原景時が訪れ、維盛の首を差し出すよう命じる。権太が維盛の首と生け捕った妻子を突き出すので、怒り心頭の弥左衛門は権太を刺してしまう…。>

無頼漢ながら、憎めない小悪党・いがみの権太と登場する人物の温かさでひときわ人気の場面です。
権太が突き出したのは実は自分の妻子で、首は小金吾のものだとつげ、つもる親不孝をわびるのですが絵金は権太の微妙な心情を、縛り付けた内侍(権太の妻小せん)と若君(権太の息子善太)の動作、左腕に刺青をした権太の立ち姿で表現しています。

首を差出しつつも、顔をそむけ歯を食いしばる姿が妻子を差出す苦しい胸の内が表情に表れています。
脇には権太の父弥左衛門が力士の様に描かれています。実は若い頃は盗賊を働いたならず者で権太の悲劇は昔の悪業がその身に報いたものだという因果応報譚にもなっています。



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また、絵馬提灯「義経千本桜 大序 堀川館の場」、「義経千本桜 四段目 道行の場」の2点も館内で展示しております。
是非ご覧になってみてください。

昼の部

第一、玩辞楼十二曲の内 碁盤太平記
  山科閑居の場
   
第二、義経千本桜 吉野山

第三、玩辞楼十二曲の内 河庄 心中天網島

第四、新古演劇十種の内 土蜘



夜の部

第一、信州川中島合戦   輝虎配膳

第二、四代目中村鴈治郎襲名披露 口上

第三、玩辞楼十二曲の内 土屋主税(つちやちから)

第四、歌舞伎十八番の内 勧進帳



詳細は、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人(びと)」
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/2015/11/post_46.html

日本特殊陶業市民会館で「浮世柄比翼稲妻」が夜の部で上演されます。

平成27年10月3日(土)~25日(日)
昼の部  午前11時~
夜の部  午後3時30分~

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<佐々木家の家臣名古屋山三は、腰元岩橋と深い仲になり、不義密通の咎で、家を追放されています。浪人となった山三が、浅草の鳥越の貧乏長屋で下女のお国と暮らしているところへやって来たのは、吉原の傾城葛城。実は葛城は岩橋で、山三の父の敵と思われる不破伴左衛門と、紛失した重宝の刀の行方を尋ね、その様子を伝えに来たのでした。一方、お国は、不破伴左衛門に仕えていた父・浮世又平から山三毒殺の計画を打ち明けられ、自らの命を犠牲にして、慕い続ける山三を守ろうとしました。暗闇の中、そうとは知らず奪われた刀の詮議のため吉原へ向かう山三を見送り、お国は息絶えてしまいます。
 場所は変わって桜が満開の仲之町、不破伴左衛門は雲に稲妻模様、名古屋山三は雨に濡れ燕模様という伊達な姿で思わぬ再会をします。二人はすれ違う際に刀の鞘が当たったことから斬り合いとなりますが、茶屋女房がそれを留めます。>


本1・浮世柄比翼稲妻
絵金蔵収蔵品にも、「鈴ヶ森」を描いた芝居絵屏風「浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森」があります。
「お若えの、お待ちなせえやし」
「待てとお止めなされしは、拙者がことでござるかな」
の科白でおなじみ、人気の場面です。

<美若衆の白井権八は主家の横領をたくらむ叔父本庄助太夫を討って因州鳥取に出奔しました。権八は江戸に向かい品川近くの鈴ヶ森で金欲しさに襲い掛かる雲助を斬って捨てます。その立ち廻りに通りがかりの侠客幡随院長浜衛は一部始終を見て権八に惚れ込み江戸での世話を引き受けます。>

小田原提灯を突き出す男盛りの長浜衛と美若衆の妖しい色香をただよわす権八、歌舞伎の陶酔の世界をあますところなく舞台にしたこの場面を妖美にも力強く表現した傑作です。


昼の部
一、あんまと泥棒(あんまとどろぼう)

二、藤娘(藤娘)

三、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
両国橋の場
松浦邸の場
同 玄関先の場


夜の部

平家女護島
一、俊寛(しゅんかん)

二、太刀盗人(たちぬすびと)

三、浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなづま)
山三浪宅
鞘当

詳細は、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人(びと)」
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/2015/10/_1_3-ProgramAndCast.html

国立文楽劇場文楽既成者研修発表会 若手素浄瑠璃の会で、絵金蔵でもお馴染み菅原伝授手習鑑 寺子屋の段が上演されます。

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公演期間
2015年8月28日(金)
開演時間

午後5時30分開演 (8時15分終演予定)

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
 寺子屋の段

  竹本小住大夫/鶴澤寛太郎

絵本太功記(えほんたいこうき)
 尼ヶ崎の段
  豊竹靖大夫/豊澤龍爾


菅原道真の配流と丞相のために働いた三つ子とその家族の悲劇を描いた時代物で「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」とともに三大名作のひとつとされています。
今回は松王丸と小太郎の悲しい別れを描いた四段目をお聴きいただけます。



本2・菅原伝授手習鑑

絵金は首実検のドラマチックな場面を渦巻くように緊迫して描いています。

横2・菅原伝授手習鑑(よだれくり)

松王がおのれの一子を首実検する緊迫した場面へと展開されるその前、寺子屋に入り込んだ探索方は田舎の子どもの首をあらためる場面も絵金は描いています。十五歳になってもまだ涎をたらす子が右側に描かれ、通称よだれくりとよばれています。
次の緊迫の場面を控えて笑わせる場面であり絵金はたっぷりと滑稽に描いています。


絵金蔵収蔵品でもある、芝居絵屏風「菅原伝授手習鑑」
ぜひ、この機会にいかがでしょうか?


詳細は国立劇場HPをご確認ください。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku_s/2015/8126.html?lan=j

秀山祭九月大歌舞伎が歌舞伎座で行われます。
今回は夜の部の公演に絵金蔵でもお馴染み、通し狂言 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)が上演されます。
本2・伽羅先代萩

〈御殿〉
 政岡は鶴千代と千松のために自ら御膳の用意をします。そこへ現れたのは管領山名宗全の妻栄御前。栄御前は鶴千代への見舞いと称し、毒入りの菓子を鶴千代に勧めますが、そのとき、千松が飛び出して菓子を口にします。そこで八汐は、悪事が露見しないよう千松を懐刀で殺しますが、涙ひとつみせない政岡の様子から、若君と千松を取り替えたと勘違いした栄御前は、政岡に足利家横領を企む一味の連判状を渡します。その後、ひとりその場に残り、千松の死を嘆き悲しむ政岡に八汐が刃を向けますが、逆に政岡は我が子の仇を討ち取ります。しかしそこへ一匹の鼠が現れ、連判状を奪い去ってしまうのでした。

絵金は中心に向かう渦巻きのような構図で毒味の場を劇的に表現しています。衝立には狩野派の鷹図、鶴喜代お気に入りの雀は絵金の画号にも通じます。遠景には仁木弾正の忍術も描かれ大作に相応しい絵画となっています。
絵金蔵収蔵品でもある、芝居絵屏風「伽羅先代萩 御殿」
ぜひ、この機会にいかがでしょうか?


★平成27年9月2日(水)~26日(土)
昼の部  午前11時~
夜の部  午後4時30分~

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★昼の部

一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
   新清水浮無瀬の場

二、新歌舞伎十八番の内 紅葉狩(もみじがり)

三、競伊勢物語(だてくらべいせものがたり)

序幕 奈良街道茶店の場
   同  玉水渕の場
大詰 春日野小由住居の場
   同  奥座敷の場

★夜の部

通し狂言 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)

花水橋
竹の間
御殿
床下
対決
刃傷

詳細は歌舞伎美人HPをご確認ください。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2015/09/_1_5.html

国立劇場平成27年9月の文楽公演は、絵金の芝居絵屏風でもお馴染み「鎌倉三代記」が第一部で上演されます。



本1・鎌倉三代記補正

絵金は嘆き悲しむ立姿の時姫と顔に血を流す三浦の姿、左手奥には井戸端の物語、障子の影には母を描き、物語を見事に時間遠近法で描きだしています。

源頼家と北条時政との戦いの中、母を気遣い帰ってきた息子、
父と恋人との板挟みになる時姫の苦悩、悲しみが満ち溢れています。

絵金蔵収蔵品でもある、芝居絵屏風「鎌倉三代記」
ぜひ、この機会にいかがでしょうか?




公演期間
2015年9月5日(土)~2015年9月21日(月)

開演時間
(第一部)午前11時 (午後3時25分終演予定)
(第二部)午後4時 (午後8時10分終演予定)

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第一部
面売り
(めんうり)

鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
    局使者の段
    米洗ひの段
    三浦之助母別れの段
    高綱物語の段
伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)
    古市油屋の段
    奥庭十人斬りの段 

第二部
妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
    井戸替の段
    杉酒屋の段
    道行恋苧環
    鱶七上使の段
    姫戻りの段
    金殿の段
    入鹿誅伐の段 

詳細は国立劇場HPをご確認ください。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2015/9139.html

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