みなさんこんにちは!
春の陽気に誘われて、外に出かけるのが楽しい季節になりました。

さて、絵金蔵では令和7年度最初の企画展
「花より団子」が4月8日より始まりました!


花より団子チラシ


本展では、絵金の描いた芝居絵の中から、
主題に関わる食事の様子が描かれた作品を集めており、
オリジナルの芝居絵屛風を会期中に
絵金蔵のエアタイトケース内で1点ずつ展示いたします!

なお会期中は、
2週間毎に展示替えを行い、
全部で6作品を会期中にて展示いたします。

絵金といえば、おどろおどろしい芝居絵屛風で知られますが
その描写の中には、演目や役者だけではなく、
当時の風俗や文化が細かく描かれています。

本展では、屛風絵の物語を紹介しつつ、
作品に描かれている、現代でも広く知られる
身近な食の由来なども併せて紹介しております。

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会期中はオリジナルの芝居絵屛風を展示しております。
ぜひ絵金蔵にお越しくださいませ!


  ーーーーーー ◆花より団子◆ ーーーーーー

  
 ・展示作品と展示期間

    伽羅先代萩 御殿(香南市赤岡町横町2区所蔵)

48日~420

    義経千本桜 鮓屋(香南市赤岡町本町4区所蔵)

422日~54

    木下蔭狭間合戦 石川五右衛門(香南市赤岡町本町2区所蔵)

55日~518

    東山桜荘子 佐倉宗吾子別れ(香南市赤岡町横町2区所蔵)

520日~6月1日

    源平布引滝 松波検校琵琶の段(香南市赤岡町本町1区所蔵)

63日~615

    楠昔噺 徳太夫住家(香南市赤岡町横町2区所蔵)

617日~629

  ・会期中は展示

    YH-01-006 「隅田川続俤」の法界坊(総寸48.2×34.0

    YH-01-007 「隅田川続俤」のそばや(総寸48.2×34.0

 

    日 時  
    令和7年4月8日()~ 令和7年6月29日(日)
    休館日  
    毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
    ◆観覧料  
    一般520円(470円)/高校生300円(250円)/小・中学生150円(100円)

   *( )内は15名様以上の団体料金

   *絵金蔵入館料のみで観覧可能
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皆さん、こんにちは!

新年度が始まり、いよいよ2025年前期の連続テレビ小説
「あんぱん」 の放送がスタートしました!

「あんぱん」では、高知県出身のやなせたかし夫妻がモデルの物語となっており、
やなせ先生にゆかりのある物部川エリアでは
観光博覧会「ものべすと」を開催しています。

絵金蔵は香南市のメイン会場となっており、やなせ先生が考案した土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線キャラクターの由来を紹介する企画展を開催しております。

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また、やなせ先生が作詞したごめん・なはり線ソングが聞けたり、
キャラクターのパネルが館内のあちこちに設置されていますのでぜひ探してみてください!

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今年度も様々な企画・イベントを行っていまいりますので絵金蔵をよろしくお願いいたします!

ごめんなはり線タイトル
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◆企画展「ごめん・なはり線キャラクターの由来を知ろう!」  
 
日 時  
 令和7年4月1日(火)~ 令和7年6月29日(日)
 休館日  
 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
 ◆観覧料  
 一般520円(470円)/高校生300円(250円)/小・中学生150円(100円)

*( )内は15名様以上の団体料金

*絵金蔵入館料のみで観覧可能
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皆さん、こんにちは! だんだん暖かくなっており、春が近づいてきてるのを感じますね。

絵金蔵では

第3回未来の絵金コンテスト特別編 作品展

がスタートしました! 絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、第3回目となる未来の絵金を見つけるコンテストとなっており、審査員はデハラユキノリさんと村岡マサヒロさんです。そして受賞作品を、芝居絵屏風を模したミニ屏風にして展示しています。
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今年4月から放送される連続テレビ小説「あんぱん」をきっかけに、やなせたかし先生ゆかりの地である物部川エリアで始まる観光博覧会「ものべすと」。香南市は「絵金蔵」とごめん・なはり線の「あかおか駅」がメイン会場となっています。このことを記念し今回は特別編としまして、やなせ先生にまつわるテーマで作品を募集しまた。
やなせ先生は「すべての芸術、すべての文化は人を喜ばせたいということが原点」(やなせたかし著『人生なんて夢だけど』フレーベル館刊)という言葉を書かれています。
やなせたかし先生と絵金さん、二人に接点はありませんが、同じ芸術家として人を喜ばせたいという思いはきっと共通していたでしょう。今回はこれを取り上げ、テーマを喜びといたしました。

惜しくも受賞を逃した作品も館内にて展示しております!
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3月30日には講評・表彰式も行います。
一般参加も可能となっておりますので、皆さんぜひご参加ください!
表彰式情報-01-01


さらに本日は「第3回未来の絵金コンテスト」受賞作品をご紹介いたします。

一般の部

未来の絵金賞
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犬塚 理緒さん

小さな喜び

優秀賞
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宗﨑 さくら さん

絵金少女の再出発


赤岡賞
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中川 こはる さん
百喜夜行

入賞
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星野 圭さん

笑顔

入賞

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イリジアナ・ボブさん

「リトル・リアル・モンスター」


入賞
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臼井 真佐代さん

椿花小禽図(小鳥たちの宴)

入賞
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 新免 誓子さん
私が見た喜びの夢」


入賞

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吉岡 未央

「ぎゅっとね。」

入賞
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朝倉 トミ子
皿鉢料理


入賞
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地引 ななね

「食欲」

小学生以下の部

未来の絵金賞
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西岡 優芽菜

魚たちの楽園

優秀賞
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子供画伯知郷さん

「祝いの舞」


赤岡賞
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池澤 宗史朗さん
「虹の神様」


入賞
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佐野 颯馬さん

「おどるぼくとサンタさん」



入賞
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髙城 日菜乃さん

「雪が降ったよ‼」


入賞
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北村 愛桜さん

「目出たい日だよ「乾杯!!」」


入賞
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谷内 佐妃さん

「モンブラン・これは絶対美味しいでしょう‼」


入賞
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山下 菜乃花さん

「おまつりを楽しんでいるわたし」


入賞
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さとう みさき さん

「さかなをつれたよろこび」


入賞
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安井 まさき さん

「よろこびとかなしみ」


今年もテーマに沿った力作がたくさん集まりました!
ご応募いただいた皆様ありがとうございました。
今回ご紹介した作品はミニ屏風にし、未来の絵金コンテスト展として展示しています。
【会期3月1日(土)~3月30日(日)】
ぜひ実物をご覧ください!


皆さま、こんにちは!

絵金蔵はいよいよ今年の2月11日に開館20周年を迎えます。当日は様々な催し物を行いますので、ぜひ遊びにお越しください!

そして先日は当館が主催しています「未来の絵金コンテスト」の審査が行われました。
審査員は去年と同じくフィギュアイラストレーターのデハラユキノリさんと漫画家の村岡マサヒロさんです。
高知を代表する作家さんに今年も審査員として参加いただき、感謝でいっぱいです✨

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作品一つ一つを丁寧にご覧いただきました。

結果発表は後日に発表いたします。
また「未来の絵金コンテスト作品展」を3月から開催予定です。
ぜひお楽しみに!

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絵金蔵では絵金蔵では絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、
未来の絵金を見つけるコンテストを開催いたします。
その名も
第3回 未来の絵金 コンテスト -ミニ屏風をつくろう 特別編-

入賞作品は、芝居絵屏風を模したミニ屏風にし展示いたします!

第3回未来の絵金コンテスト メインビジュアル-01




第3回目を迎える本企画、今回は
特別編、
令和7年4月から放送される連続テレビ小説「あんぱん」をきっかけに、
やなせたかし先生ゆかりの地である物部川エリア(香美市・南国市・香南市)で始まる
観光博覧会
「ものべすと」
それぞれの市にメイン会場があり、
香南市は「絵金蔵」とごめん・なはり線の「あかおか駅」がメイン会場となっています。
このことを記念し特別編としまして、やなせ先生にまつわるテーマで作品を募集します。
 やなせ先生は「すべての芸術、すべての文化は人を喜ばせたいということが原点」(やなせたかし著『人生なんて夢だけど』フレーベル館刊)という言葉を書かれています。
 やなせたかし先生と絵金さん、二人に接点はありませんが、同じ芸術家として人を喜ばせたいという思いはきっと共通していたでしょう。今回はこれを取り上げ、テーマを「喜び」で募集いたします。



審査員は昨年に引き続き、

東京を拠点にフィギュアイラストレーターとして活動する
デハラユキノリさんと

高知新聞の4コマ漫画でおなじみの
村岡マサヒロさんにご審査いただきます!

皆様の力作を心よりお待ちしております~

↓↓↓応募票やフォーマットのダウンロードは以下リンク先トップページより↓↓↓





ついに夏本番!
絵金蔵にとっても最も大事な時期となりました!

本日より絵金蔵夏の特別展
「宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-」がはじまりました!
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絵馬提灯とは芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りに飾られたもので、
箱型の木枠に絵を描いた和紙を貼り、中に入れられたろうそくの光で鑑賞します。
絵馬提灯は消耗品として、お祭りの後に廃棄されることも多く、
現存するものは多くはありません。
本展示では、香南市に現存する貴重な連作の絵馬提灯
義経千本桜を館内で展示いたします。

こちらは、絵金祭りの夜に町内で飾られてきた作品となりますが、
今年はお祭りでの展示ができないこともあり、館内でお楽しみいただけます。
さらにさらに!
絵金祭りの7月20日㈯・21 日㈰の夜間特別開館では本展に合わせて
「ナイトクイズラリー絵金の謎を追え」を開催!
クイズに答えると絵金グッズやお菓子がもらえます!
ご参加お待ちしております!



また、
絵金が墨だけで描いたスケッチや、
弟子の為に描かれたお手本などと考えられる白描画を展示する白描展
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土間ホールと映像ホールの二カ所で展示中です!


また、不慮の事故による修理を終え2017年に帰って来た
芝居絵屏風5枚を
週替わりで展示する5分の1展
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全作品をご覧になられたい方は年間パスポートの購入もおススメしております。
これらの作品は、現時点では神祭や絵金祭りの時に野外に展示することが出来ないため、
絵金蔵でしかご覧いただくことが出来ない貴重な作品となります。
さらに絵金祭りの20・21日には5分の1展のすべての作品を館内にて展示予定です!


----------------------------------展示詳細----------------------------------

◆宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-

 7.9(火)-.28(日)

 

絵馬提灯は芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りに飾られたもので、
箱型の木枠に絵を描いた和紙を貼り、中に入れられたろうそくの光で鑑賞します。
神社の境内や参道を彩る灯り取りにもなり、
通常は祭りが終わると燃やされる消耗品であり現存している作品はわずかといわれています。
連作の絵馬提灯も一部残されており、本展では「義経千本桜」を紹介します。

 

白描展

.9(火)-8.12(月)

絵金や弟子が残した白描画(香南市個人蔵)を展示いたします。
人物や芝居絵の下絵など様々な題材で描かれている絵金の白描。
力強く美しい墨線からは絵金の画力の高さがうかがえます。

 

5分の1

.9(火)-8.12(月)

不慮の事故による修理を終えて2017年に帰ってきた芝居絵屏風5展を、
5週間に渡って順番にお見せします。これらの作品は作品保護のため、館内の展示ケースにて展示いたします。

 

 5分の1展スケジュール

 ◎ 7/9-7/14   勢州阿漕浦 平次住家 

 ◎ 7/15-7/21 蝶花形名歌島台 小坂部館

 ◎ 7/23-7/28 八百屋お七歌祭文 吉祥寺 

 ◎ 7/30-8/4   蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ 

 ◎ 8/6-8/12   鎌倉三代記 三浦別れ

 ※ 7/20・7/21は5点全て展示いたします! 


だんだんとお祭りの季節が近づいてまいりました!
絵金といえばやはり夏です!


毎年お祭りの時期に合わせ開催している夏の特別展。
今年も素敵な作品が目白押しとです。


本年メインの展示は「宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-」です!
令和6年夏の特別展 表ol-01
▲クリックでチラシの詳細を表示できます!

香南市に残る貴重な「絵馬提灯」
こちらは神社のお祭りのときに飾られてきたもので、
祭りが終わると破棄されてきたため現存作品はわずかといわれています。
例年絵金祭りにおいても展示されておりましたが、
今年は展示できないこともあり、絵金蔵にてじっくりとご鑑賞ください!
新発見された絵金派の作品も公開いたします。

また本企画に合わせ絵金祭りが開催される、7月20日㈯・21㈰の
夜間特別開館時間中に「ナイトクイズラリー絵金の謎を追え」
を開催!
展示にまつわるクイズを解くと、絵金グッズやお菓子をご用意しております!
※数量限定です。


そして例年恒例の
「白描展」では絵金が墨だけで描いた作品たちを展示いたします。
芝居絵とは異なる絵金の魅力をご覧ください。

最後は、「5分の1展」こちらは2017年に不慮の事故による修理を終え、
赤岡にかえってきた作品を5週間にわたり展示いたします。
また、お祭りの夜には5点すべてを館内で展示もいたします!

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー展示詳細ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵金蔵夏の特別展
「宵宮を照らす絵馬提灯-義経千本桜-」

7.9(火)-7.28(日)
絵馬提灯は芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りに飾られたもので、箱型の木枠に絵を描いた和紙を貼り、中に入れられたろうそくの光で鑑賞します。神社の境内や参道を彩る灯り取りにもなり、通常は祭りが終わると燃やされる消耗品であり現存している作品はわずかといわれています。連作の絵馬提灯も一部残されており、本展では「義経千本桜」を紹介します。

●ナイトクイズラリー絵金の謎を追え
7.20(土)、7.21(日)
18:00-20:00 (入館は19:30まで)
企画展にまつわるクイズに挑戦すると絵金グッズやお菓子もらえる!



「白描展」
7.9(火)-8.12(月)
絵金や弟子が残した白描画(香南市個人蔵)を展示いたします。人物や芝居絵の下絵など様々な題材で描かれている絵金の白描。力強く美しい墨線からは絵金の画力の高さがうかがえます。

「5分の1展」
7.9(火)-8.12(月)
不慮の事故による修理を終えて2017年に帰ってきた芝居絵屏風5展を、5週間に渡って順番にお見せします。これらの作品は作品保護のため、館内の展示ケースにて展示いたします。


ーーーーー5分の1展スケジュールーーーーーー

◎ 7/9-7/14   勢州阿漕浦 平次住家 
7/15-7/21 蝶花形名歌島台 小坂部館

7/23-7/28 八百屋お七歌祭文 吉祥寺 

7/30-8/4   蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ 

8/6-8/12   鎌倉三代記 三浦別れ

7/207/21は5点全て展示いたします! 



お祭り限定企画
「絵金蔵夜間特別開館」

.14(日)・15(月)・20(土)・21(日)
18:00-20:00 (入館は19:30まで)
須留田八幡宮神祭、絵金祭りのお祭りの夜に合わせて特別に夜間も開館いたします!

さくらやチューリップが咲き乱れ、春のおとずれを感じますね。

さて、絵金蔵では令和6年度最初の企画展
「軍師の謀(ぐんしのはかりごと)」が4月2日よりはじまりました!

軍師の謀 タイトル WEB-01



本展では「横幟」という大型の紙に描かれたのぼりをエアタイトケース内で展示しております。
作品名は「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」
本作は大阪夏の陣に取材し、時代背景を鎌倉時代に変更、徳川家康がモデルの北条時政と豊臣秀頼がモデルの源頼家の確執を柱に、様々な登場人物が登場します。
本作品の続きにあたる芝居絵屏風「鎌倉三代記 三浦別れ」のレプリカ作品も同時展示中です!
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本企画展ではこの複雑なストーリーの中から、軍師「佐々木高綱」に特に注目し
高綱の「謀」にまつわる人間ドラマを分かりやすく展示しております。



また、企画に合せてクイズをご用意しております!
回答を記入して受付に持っていくと景品をご用意しておりますので
ぜひチャレンジしてみて下さい。

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ーーーーーー ◆軍師の謀◆ ーーーーーー 

    日 時  
    令和6年4月2日()~ 令和6年7月7日(日)
    休館日  
    毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
    ◆観覧料  
    一般520円(470円)/高校生300円(250円)/小・中学生150円(100円)

   *( )内は15名様以上の団体料金

   *絵金蔵入館料のみで観覧可能
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー










2月11日(日)は絵金蔵の開館19周年記念日でした!

この日に合わせ昨年募集した第2回来の絵金コンテスト作品展がスタートしました!
会期:2月11日(日)~3月10日(日)
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審査員を務めたデハラユキノリさん、村岡マサヒロさんの作品講評と対談も開催し会場は大盛り上がりでした!
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未来の絵金コンテストは今年度で二回目の開催です。
ここ赤岡町では絵金の大成させた芝居絵屏風を
7月の神祭の夜に飾るという文化が江戸時代より続いています。

この独特な絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、コンテストを開催いたしました。

県内外多くの方にご応募いただき、
受賞作品を絵金の芝居絵屏風に模したミニ屏風にして館内に展示中です!
今年のテーマは「願い」
絵金の芝居絵屏風は安全祈願や平和を願って飾られていたとも言われています。
今年もテーマに沿った力作がたくさん集まりました!

惜しくもを受賞逃した作品も館内にて展示しております!
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さらに皆さまにご覧頂きたいのは審査員を依頼しました、
デハラさんと村岡さんのミニ屏風も展示中です!
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お二人の作品はポストカードの限定販売を行っています✨


さらに本日は「第2回未来の絵金コンテスト」受賞作品をご紹介いたします。

一般の部

未来の絵金賞
図1
タイトル若き仏師と鯉()
コンセプト
幼き仏師がこれから彫刻を初めようとする姿勢を作品の中に取り入れた。作品テーマである「願い」の意図を感じとり今回は縁起の良い恋を使い表現してみた。あえて鯉を二匹描くことにより迫力ある絵になった。
審査員コメント
色構図ともに迫力を感じます。黒のラインで全体がきりっとしまっています。<デハラ>
構図、色使いがダイナミックで、独特な線のうねりに躍動感を感じ、屏風絵で飾るのにぴったりです。<村岡>

優秀賞
図2
タイトルかわいいあかちゃん生まれるといいな
コンセプト
ネコのロマンわおっぱいがでません。でも、いっぱいおっぱいがでるといいなとおもっておっぱいをたれているように描きました。生まれるのをたのしみにして待っています。
審査員コメント
筆のおもむくまま自由に描かれたのが伝わってきて、絵を描く楽しさを思い出させてくれる。<デハラ>
たくさんの応募作を見ている中で、技術云々ではない無視できない何かを感じ、見ながらしばらく作者に思いを馳せてしまいました。<村岡>


入賞
図4

タイトルどうぶつたちの集い
コンセプト
願っていたものがかなって喜んでいるのか願いを叶えるために各々が大切にしていたものを捧げているのかどちらかわからないように描きました。願いはそういったものなのではないかと思います
審査員コメント
願いを形のない雲のようなもので表現した所にセンスを感じる。<デハラ>
生物の多様性、色々な価値観が感じられ楽しい絵です。ここに人間が加わっていないのはなぜか、これから加わることはできるのか、問いかけられているようにも感じました。<村岡>


入賞

図3
タイトル理想
コンセプト
ゴリラのようにたくましくのんびり力強く笑って生きていきたいという願いをこめて描きました。
審査員コメント
ゴリラが画面からはみ出してしまう大胆さがいい。<デハラ>
この無垢な笑顔につられ、見た私も笑顔になりました。偶然描けたような、狙っていない素朴な線が魅力的です。<村岡>


赤岡賞
図5
タイトル雨あがれ
コンセプト
いつまでも雨が止まないのは、軒下のテルテル坊主が雲の上の風神雷神にみてもらえないかたと思い、空高く大量のテルテル坊主をぶら下げた凧を揚げる。
審査員コメント
止まない雨というのが色々なことに置き替えれると感じた。凧を揚げるように自分達にも何かできることがあるのではないかと思った。<絵金蔵運営委員会 >



小学生以下の部

未来の絵金賞
図10
タイトルゾンビになった男
コンセプト「
男の人がゾンビになって女の人をおそうはなし。
審査員コメント
主役の二人の迫力よ! 背景の屏風の鯉の躍動感が最高です。<デハラ>
死を思わせる恐ろしいゾンビの絵と、生命力あふれる力強い鯉の絵の対比が素晴らしい。混沌の中にあるからこそ、その希望がより輝いています。画面の構成や色使い、モチーフの選び方に、思わずうなりました。応募作の中から1作品だけ自分が買うとしたら、これです。<村岡>


優秀賞
図6
タイトルねがいがかなうおうごんのりゅう
コンセプトりゅうがとつぜんとんできて、つれさられた人はないているけど、じつはねがいをかなえてくれるおうごんのりゅうでした。このひとはりゅうといっしょに点までのぼりしあわせになりましたとさ。
審査員コメント
大きく飛んでいる龍の入れ方が抜群。<デハラ>
2024年の干支である辰(たつ)の絵や、立派なお城、黄金の雲など、縁起の良さそうなモチーフが描かれていて、この屏風絵を飾った部屋で新年のお酒を飲みたいと思いました。<村岡>


入賞
図7
タイトル全ての人に「福」を
コンセプト世界中のすべての人が幸せでいられますようにという願いを込めて描きました。ふくろうが持っている袋には福が入っています。また、背景の七宝つなぎはおめでたい模様です。
審査員コメント
コツコツ丁寧に観察して描けています。<デハラ>
縁起の良いものを詰め合わせ、それをとても小学生以下の部とは思えない、確かな技術で丁寧に描写しています。屏風絵でもいいし、小さい紙にプリントして財布に入れたりお守りにもなりそうです。<村岡>

 

入賞
図9
タイトルうらぎられた男
コンセプト
女の人にうらぎられころされてないている。みずからさいごは命を落とした。
審査員コメント
構図、物語性、登場人物のバランスが素晴らしい。顔も面白い。<デハラ>
色使いや物語性、残酷描写や小物に至るまで、本家の絵金さんの絵をよく見ているなと感じました。各人物の目線の違いや、障子から透ける人影など細かい部分の描き方もすごくいいです。<村岡>


赤岡賞
図8
タイトルいっぱい捕まえたい!
コンセプト大好きな虫たち尾をいっぱい外で捕まえて一日中遊びたい!
審査員コメント
現代ではゲームが好きという子が多い中、自分達の子どもの頃の夢も思い出されてくれた。<絵金蔵運営委員会>


今回ご紹介した作品はミニ屏風にし、未来の絵金コンテスト展として展示しています。
【会期2月11日(日)~3月10日(日)】
ぜひ実物をご覧ください!

絵金蔵では企画展「女の仇討展」を開催しています!
女の仇討展 タイトルrgb-01
浄瑠璃や歌舞伎では「女の仇討」を見どころとする作品がいくつか存在します。今回は絵金の力強い筆致を通してたくましく戦う女性の姿をご紹介します。また本展では浜口富治氏の旧蔵から発見された絵金派の絵馬提灯(現在は軸装)を初公開いたします。
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浜口富治(赤岡町出身、19212009)とは「前衛土佐派」を立ち上げ、次々と作風を変貌させながら、真摯に、時に過激な表現の可能性を追い求めた芸術家でした。いち早く絵金の芝居絵屏風を世に紹介した一人でもあり、月刊誌「太陽」の特集にてこう記しています。-「絵金の絵は食いつくきに、気をつけよ」。祖母は少年の私に、そんなことをいって夏祭りの夜に絵金の絵を見に連れて行ってくれ、絵の物語を聞かせてくれた。幼い私は息を呑み興奮して見たものである。-


今年度最後の企画展をぜひご覧ください!!

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◆企画展「女の仇討展」  
 
日 時  
 令和6年1月10日(水)~ 令和6年3月31日(日)
 休館日  
 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
 ◆観覧料  
 一般520円(470円)/高校生300円(250円)/小・中学生150円(100円)

*( )内は15名様以上の団体料金

*絵金蔵入館料のみで観覧可能
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