もうすぐ絵金祭り。
赤岡町は絵金祭りの準備でマイマイしています。

さて、皆さん『Discover Japan』という雑誌はご存じですか?
“日本の魅力、再発見”をキャッチフレーズに、
素敵な企画と素敵な写真が満載の雑誌です。

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Discover Japanブログはコチラ

この雑誌は奇数月6日に発売されるのですが、
今度の7月に発売される2010年8月号に
絵金の芝居絵と絵金祭りが紹介されます。

紹介されるコーナーは、
歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんの連載
「歌舞伎でめぐるニッポン」。

歌舞伎座などでイヤホンガイドも担当されているおくだ氏のコーナーで、
雑誌発売時期に公演している歌舞伎の演目に合わせ、
ニッポン全国の名所・旧跡など歌舞伎ゆかりの地を
歌舞伎のストーリーをベースにして紹介していますが、
今回はちょっと趣向を変えて、絵金のこと、絵金祭りのことが紹介されます。

ちょうど今年の絵金祭りに上演される歌舞伎の演目
「伽羅先代萩」を取り上げて下さっています。
おくだ氏は、去年の須留田八幡宮の宵宮の時にお越しくださいました。


歌舞伎のストーリーは、難しく思われがちで、
絵金の絵をご覧になった方の中にも、難解に思えるストーリーに
二の足を踏んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

おくだ氏の文章は、わかりやすく、とっても親しみやすいので、
絵金の描いた芝居の世界に一歩踏み込む機会になればと思います。

本屋さんで見つけたら、ぜひご覧くださいね。





大好評のNHK「龍馬伝」。

実は、2月21日(日)放送の「龍馬伝」の劇中で、

絵金の芝居絵屏風が出てきます~♪



去年の11月初め、広島のロケ地に
絵金蔵の芝居絵屏風(レプリカ)4点を出張させました。

どんな場面で使われるのかは、具体的にはわかりませんが、
夏祭りのシーンでセットとして映り込んでいる…ハズ!

少ししか映らないかもしれませんので、
探してみてくださいね。



↓こちらは香南市の広報に好評連載中の
「こーにゃん」です。
2月号で告知してくれましたので、お披露目をば…
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新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。



早速ですが、去年から好評いただきました、
NHK「絵金伝説」。

またまた再放送です。

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「絵金伝説~幕末土佐を生きた闇の絵師~」

放送日時:2010年1月8日(金) 20:00~20:59
チャンネル:NHK衛星第2
制作・著作:かわうそ商会・NHK
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20年の絵金祭りから、長い時間をかけて
丁寧に制作して下さった
制作会社のかわうそ商会さん。

実はこの「絵金伝説」で
第26回ATP賞テレビグランプリ2009 情報バラエティ部門(下半期)で
優秀賞を受賞されました~!
授賞式の様子はコチラ

本当におめでとうございます。
私たちもとても嬉しいです!


それでは番組もお楽しみに…

絵金蔵も今年最後の開館日となってしまいました。
来年もよろしくお願いいたします。

さて来年早々に行われる
絵金関係の展覧会のご案内です。


毎年恒例となっていますが、
1月3日より24日まで
高知市横内の「GALLERY星ヶ丘アートヴィレッヂ」にて、
現代の名工、吉川登志之・毅親子展が行われます。


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吉川家は、130年あまりの伝統を誇る染物店。
一つ一つ手仕事で制作される土佐凧・フラフ・幟は、
高知県伝統的特産品として認定されています。

また初代・金太郎は絵金の弟子としても知られ、
吉川家には、数百点の絵金の白描(デッサン)が
伝えられており、
現在ご活躍の四代目登志之氏、五代目の毅氏が制作する作品からも、
絵金の流れをくむ作風が見てとれます。


ちなみに絵金蔵でも、
館内では常時、また端午の節句が近付くと野外にも
吉川家のフラフを展示しています。

今回の展示では、今年の干支である「丑」を描いた土佐凧や
タペストリー、勇壮な武者絵を題材としたフラフや幟などが展示されます。




同時に特別展示として絵金の白描や狩野洞春の作品も展示されます。


絵金の白描は、現在は絵金蔵でお預かりして
収蔵庫にて管理させていただいていますが、
数年前までは、吉川家がご自宅に開いた「絵金資料館」で
展示されていたものです。

絵金蔵では毎年7月の夏祭りに合わせて
展示させていただいておりますが、
今回は、この企画に合わせて
選りすぐりの白描を展示するようです。
是非この機会にご覧ください。


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現代の名工 吉川登志之・毅親子展
特別展示:絵金の白描・狩野洞春の水墨画

【会期】2009年1月3日(日)~24日(日)
    ※12日(火)・19日(火)休館

【ところ】GALLERY星ヶ丘アートヴィレッヂ
     〒780-0964 高知市横内153-1
     TEL:088-843-8572

土佐芝居絵の祭礼シーズンがやってきました。

土佐芝居絵屏風が展示される祭礼は、
高知県内各地に、今も残っています。
今年芝居絵が飾られる祭礼を
以下にご案内いたします。

これ以外の祭礼につきましては、
絵金蔵では情報が入ってきておりません。
もし、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
絵金蔵までお知らせください。
(特に高知市中久万天満宮の祭礼の日程を探し中です)


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土佐芝居絵屏風が展示される祭礼
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7月14日
■須留田八幡宮
(7月14・15日) 
 絵金祭りで出される芝居絵屏風のうち18点、町の通りの軒下に並べている。

■安芸市東八幡宮
 境内に絵馬台を立てる。
 横並びに芝居絵屏風5点をはめ込む。


7月20日
■南国市大そね 片山神社
 片山公民館内に芝居絵屏風15点を並べる。
 かつては境内に台を組んでいたらしいが、形態・台数等は不明。


7月21日
■高知市鴨部 郡頭神社
 境内に大型の絵馬台を立て、芝居絵屏風を両面に4枚ずつはめ込む。
 両脇には小襖がそれぞれはめ込まれる。


7月24日
■高知市朝倉 朝倉神社
 参道に各地区の絵馬台6台を立て、
 両面に2点ずつ芝居絵屏風24点が出される。
 両脇にはめ込む小襖も残されているが、現在は屏風のみの展示。


8月2日(旧暦6月12日)
■南国市稲生 河伯神社
 祭礼のとき行われる角力の土俵の脇(境内)に絵馬台を立て、芝居絵屏風3点をはめ込む。


8月4日(旧暦6月14日)
■須崎市八幡宮
 昭和30年代に寄進された芝居絵屏風2点を拝殿の中に置く。


8月5日
■春野町芳原 愛宕神社
 神社が山の上にあるため、
 神社に向かう道の入り口に当たる広場が祭礼の場所になっている。
 道に沿って絵馬台を立て、
 両面に芝居絵屏風2点ずつと下辺部に小襖をはめ込む。


8月7日(旧暦6月17日)
■南国市札場
 集落の中心の三叉路にあるバス停に芝居絵屏風4点をはめ込む。
 昔は峰寺の観音様の宵宮に出されていた。


9月8日(旧暦7月20日)
■安芸市川北 川北大師堂
 境内に屏風及び枠張用の絵馬台を立てる。
 芝居絵屏風5点と『仮名手本忠臣蔵』12点続きの枠張が並べられる。


※旧暦開催の祭礼については、新暦では毎年日程が異なりますので、ご注意ください。

去年の12月、NHK BS-hiで放送され、
とても反響のあった、NHKハイビジョン特集「絵金伝説」。

今年の絵金祭りの前日、
7月17日(金)午後8時より、
今度はNHK BS2で再放送されることになりました♪

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赤岡ロケ、さまざまな方へのインタビューを収録し、
俳優・浜田学さんが絵金の謎と魅力を追う、
ドキュメンタリードラマとして紹介されます。



以前は90分番組でしたが、
今回は60分番組となって放送されます。

前回がBS-hiで、今回がBS2。
見られる方も多いのではないでしょうか?

絵金祭りにお越しのかたは、予備知識として、
また、残念ながら絵金祭りに来られない方は、
その代わりとして…。

皆さま、是非ご覧くださいませ♪



★またBSが見られない、見逃してしまったという方にお知らせ★
NHKオンデマンドでは見逃してしまった番組、もう一度見たい番組が
インターネット回線を使っていつでも見られます。

(無料登録が必要で、番組ごとに視聴料金が必要です)

ハイビジョン特集「絵金伝説」は、
17日の放送後から一週間ご覧になれますので、
見逃してしまった方、BSが見られない方は、
ぜひご利用ください。


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「絵金伝説~幕末土佐を生きた謎の絵師~」

【放送日時】平成21年7月17日(金) 20:00~20:59

【チャンネル】NHK BS-2

【出演】浜田学

【語り】江波杏子

【制作】かわうそ商会

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7月7日(火)から8月9日(日)まで、
香美市立美術館で、「岩井王山と絵金」展が開かれます。

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ここでは約10年ぶりに、
絵金画描いた襖絵「四季美人図」4点が展示
されるそうです!!
(…すみません、正確な年数は覚えてないです…)


襖4枚に、春夏秋冬の女性を描き分けた絵金の代表作でもありますが、
個人のお宅のものなので、めったに見ることができない作品です。

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また関連企画として、
7月12日(日)、19日(日)、26日(日)、8月9日(日)
それぞれ13時より、
村上純一氏によるギャラリートークも催されるようです。

絵金ファンの方には嬉しい企画です。
私も拝見しに行こうと思っています。

お楽しみに~。


【香美市立美術館周辺の地図はコチラ】
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【お問い合わせ】
香美市立美術館
高知県香美市土佐山田町262-1 プラザ八王子2F
TEL  0887-53-5110





新年明けましておめでとうございます。
今年はもうすこし更新を頑張りたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。




さて新年早々、
絵金関係の展覧会のご案内です。


1月4日より12日まで
高知市横内の「GALLERY星ヶ丘アートヴィレッヂ」にて、
現代の名工、吉川登志之・毅親子展が行われます。


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吉川家は、130年あまりの伝統を誇る染物店。
一つ一つ手仕事で制作される土佐凧・フラフ・幟は、
高知県伝統的特産品として認定されています。

また初代・金太郎は絵金の弟子としても知られ、
吉川家には、数百点の絵金の白描(デッサン)が
伝えられており、
現在ご活躍の四代目登志之氏、五代目の毅氏が制作する作品からも、
絵金の流れをくむ作風が見てとれます。


ちなみに絵金蔵でも、
館内では常時、また端午の節句が近付くと野外にも
吉川家のフラフを展示しています。

今回の展示では、今年の干支である「丑」を描いた土佐凧や
タペストリー、勇壮な武者絵を題材としたフラフや幟などが展示されます。




同時に特別展示として絵金の白描も十数点展示されます。


絵金の白描は、
最近まで吉川家がご自宅に開いた「絵金資料館」で展示されていましたが、
一昨年前より、吉川家所蔵の白描全てを
絵金蔵がお預かりして管理しています。


今回は、この企画に合わせて選りすぐりの白描を展示するようなので、
是非この機会にご覧ください。


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現代の名工 吉川登志之・毅親子展
特別展示:絵金の白描

【会期】2009年1月4日(日)~12日(月)
    10:00~18:00
    ※会期中無休

【ところ】GALLERY星ヶ丘アートヴィレッヂ
     〒780-0964 高知市横内153-1
     TEL:088-843-8572




絵金のお弟子さん筋にあたり、
絵金の「白描」を多数所蔵されている、香我美町・吉川さん。

長い間お宅を改装した「絵金資料館」でご所蔵の白描を展示されていましたが、
この度、その作品群を絵金蔵に寄託したいただいたこともあり、
「絵金資料館」を閉館することになりました。


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絵金蔵では帰宅していただきました作品を大切に管理させていただくとともに、
絵金蔵で展示・研究に役立てたいと考えております。



まだ作品は整理中なのですが、また展示の際は追ってお知らせいたしますので、お楽しみに…



新年から、高知市・星が岡アートヴィレッヂでの展示会では、この白描が数点展示されますので、こちらもご覧下さいね。


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130年余の伝統を誇る吉川家の土佐凧・フラフ・幟(のぼり)は、
一筆一刷心をこめた手仕事による製作です。
熟練の技と絵金の流れをくむ作風は国内外で高い評価を受けています。
平成8年に現代の名工となった4代目の登志之と5代目・毅(たけし)の親子展です。
ぜひご高覧下さいませ。(星が岡アートヴィレッヂ案内文より)


【展覧会名】 現代の名工 吉川登志之と毅・親子展
【場所】   星が岡アートヴィレッヂ
【開催期間】 平成20年1月5日(土)~20日(日)
【開館時間】 午前10時~午後6時まで
【休館日】  1月8日(火)・15日(火)
【問合せ先】 星が岡アートヴィレッヂ
       〒780-0964高知県高知市横内153-1
       TEL 088-843-8572
      

塩と忠臣蔵、上水道を主テーマとして展示を行っている兵庫県・赤穂市立歴史博物館で、
ただいま土佐の芝居絵屏風を題材とした企画展
「南国土佐の忠臣蔵-絵金が描いた芝居絵屏風-」がおこなわれています。

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絵金の滞在した赤岡町からは、絵金蔵から
「忠臣二度目清書 寺岡切腹」(ちゅうしんにどめのきよがき てらおかせっぷく)
のレプリカが出品されています。




赤穂市近辺にお住まいの方がいらっしゃいましたら、
赤穂市歴史博物館の学芸員さんによる展示解説もありますので、
この機会にぜひ絵金とその弟子達が描いた、独特の忠臣蔵の世界を堪能ください。




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【展覧会名】 南国土佐の忠臣蔵-絵金が描いた芝居絵屏風-
【場所】   赤穂市歴史博物館
【開催期間】 平成19年11月3日~12月17日
【開館時間】 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【休館日】   火曜日(ただし祝日の場合はその翌日)
【入館料】   大人(高校生以上)300円、小中学生150円(団体割引等別途あり)
【問合せ先】 赤穂市立歴史博物館
        兵庫県赤穂市上仮屋916-1番地
        0791-43-4600
【学芸員による展示説明】
日 時  ①11月 3 日(土・祝) 13:30~ (約30分)
      ②11月23日(金・祝) 13:30~ (約30分)
      ③12月14日(金)   11:00~ (約30分)
場 所  赤穂市歴史博物館特別展示室



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