まだまだ暑い日が続いておりますが、どこからともなくツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきたり秋が近づいてきましたね。

さて、絵金蔵では
ただいま
「赤岡絵金 芝居絵屏風お披露目展2022」開催中
修理を終えて今年赤岡へ帰ってきた芝居絵屏風を中心に、週替わりで展示しております!

今週の作品は

菅原伝授手習鑑 寺子屋(よだれくり)(横町2区)です!
菅原伝授手習鑑 寺子屋(よだれくり)」展示期間:8月30日(火)~ 9月4日(日)
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【あらすじ】
菅原道真の没落後、家来武部源蔵は若君菅秀才をかくまっていたが、敵方の藤原時平一味に知れ、春藤玄蕃が首を取りにやってくる。手習いの子どもたちの顔を一人ずつ改めるのは、検分役をつとめる松王丸。芹生の里、源蔵の寺子屋の門さきで田舎育ちの子どもの顔を一人ずつ改めて、集ってきている親の手に引き取らす。とぼけたような田園生活の描写の中に、刻々といきづまる劇的瞬間が高められていく。「よだれくり」とは十五歳にもなって涎を垂らす子が描かれていることからきた俗称。
竹田出雲と並木千柳らの合作で「忠臣蔵」や「千本桜」と並ぶ義太夫狂言の三大傑作。

制作されてから160年以上経過した絵金の芝居絵屏風。経年に伴う様々な傷みの修理を終え、さらに美しくなった作品を絵金蔵にてご覧ください。


★全部の作品を見るなら年間パスポートが断然お得!★
大人2000円・高校生1200円・小中学生600円 絵金蔵にて販売中!



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◆赤岡絵金 芝居絵屏風お披露目展2022


◆日 時  令和4年8月9日(火)~ 9月25日(日)

【展示スケジュール】

 ※作品は各週1点ずつの展示となります。

   8月9日(火) ~ 8月14日(日)

   源平布引滝 松波検校琵琶(本町1区)

   8月16日(火) ~ 8月21日(日)

   義経千本桜 鮓屋(本町4区)

   8月23日(火)~ 8月28日(日)

   伊賀越道中双六 岡崎(門脇家所蔵)

   8月30日(火)~ 9月4日(日)

    菅原伝授手習鑑 寺子屋(よだれくり)(横町2区)

   9月6日(火)~9月11日(日)

    競伊勢物語 春日野小芳住家(横町2区)

   9月13日(火)~9月19日(月)

    伊達競阿国戯場 累(本町2区)

   9月21日(水)~9月25日(日)

    浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森(本町1区)

 

※開館状況及び展示内容は変更となる場合がございます。