4月になり、いよいよ新年度のスタートですね!

そんな中絵金蔵では、今年度最初のミニ企画展
「絵金と浜五郎兵衛-商都・赤岡の誕生-」がスタートしました✨
期間:2022年4月5日(火)~ 2022年7月3日(日)



今回の企画展では、赤岡浦の庄屋を務めた「浜五郎兵衛」の視点で、近世において赤岡が「香南の商都」へ発展するまでをご紹介いたします。

本日はその一部を少しご紹介♪


浜五郎兵衛阿波(徳島)の出身ですが、訳あって大阪で隠遁生活を送っていました。そこへ恭順していた長宗我部元親から、阿波で培っていた製塩業を赤岡で起こしてほしいと依頼され、五郎兵衛は赤岡へ移住します。

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 ▲かつて塩田だった赤岡海岸。赤岡の塩はにがりが多く、質も悪いといわれていました。

さっそく塩田開発に着手しようとした五郎兵衛ですが、赤岡にきてわずか4年で関ヶ原の合戦が起こります。そこで豊臣秀吉に仕えていた長宗我部元親が失脚し、ついには長宗我部一族もろとも滅亡してしまいました。

そしてそこへ新しく土佐を治めることとなった山内一豊が入国してきました。

長宗我部家臣団と共に一揆を行うか、山内家に恭順するか、五郎兵衛は大きな決断を迫られます。


彼がどのような選択をしたかはぜひ企画展をご覧ください!

また本展では、浜五郎兵衛と関わりの深い人物、
長宗我部元親をモデルとした作品「蝶花形名歌島台 小坂部館」
の白描画(絵金作)
も展示いたします。絵金の奔走自在な曲線をお楽しみください♪

広報用


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企画展「絵金と浜五郎兵衛-商都・赤岡の誕生-」
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 期間:2022年4月5日(火)~ 2022年7月3日(日)
 時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
 料金:大人520円 他