4月にはいり、新生活を迎えられた方も多いのではないでしょうか?


さて、絵金蔵でも芝居絵屏風たちが新たな局面を迎えました!

先日4月15日に絵金芝居絵屏風の本格修理 にむけて
作品が4点絵金蔵より搬出されました。
※本格修理とは…屏風装の解体を含む大規模な保存修理のことです。


これから専門の業者の方によって、作品の本格的な修理が行われます。

屏風絵の所蔵者の皆さんの長年の願いであった本格修理。
絵金蔵関係者のみならず、赤岡町内の皆さま、役所の方々、寄付をくださった方々。
様々な方のおかげでついにこの日を迎えることができましたことを深く感謝いたします。



搬出の数日前には雨の予報も出ておりましたが、
さすがの絵金パワー!
前日に大量の雨を降らした雨雲もすっかり消え失せ、お天道様が見守る中、
作品たちが専門業者の方によって運び出されました

これから4年かけ、順番に18点の屏風絵の修理が行われていきます。
少しずつではありますがブログ等で経過をお伝えしてまいりますので
暖かい目で見守っていただきますようどうぞよろしくお願いいたします。




▼搬出風景

絵金芝居絵屏風 本格修理出発


寄付のお願い
昨年度は多くの方々から寄付金をいただきましたが、
18隻全てとなるとまだまだ資金が不足していおります。

つきましては、土佐独特の絵画作品である
絵金の芝居絵屏風の安全な保存のため
また伝統ある土佐の絵金文化を後世へ伝えていくため、

引き続きどうぞ温かいご支援を賜りますよう、
赤岡絵金屏風保存会や絵金蔵、並びに関係者一同、
心よりお願い申し上げます。