肌寒い日も増え、秋の訪れがより一層感じられるようになって参りました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて絵金蔵ではこの10月6日・7日・8日の3日間、
絵金芝居絵屏風の応急修理が行われました。
通常はクローズな空間で行われる作業なのですが
今回はなんと、『 公 開 修 理 』!!!
どうして公開するようになったかは、後ほど。
では少しだけ、当日の現場の様子をお見せいたします!

とてつもなく繊細で集中力の必要な作業…
緊張感を漂わせながら、作業していらっしゃるのを見ていると、
こちらまで真剣な気持ちになります。

さて、10月に見逃した方もまだ間に合います。
来月11月23日㈮・24日㈯・25日㈰にも、引き続き応急修理作業が行われます。
※時間帯によっては作業をしていない可能性があります。
※11月23日午前中は会場の設営作業が主となっています。
※11月25日は午前中のみ、主に作品の確認作業となります。作業終了次第、通常展示にもどります。
この度の作業は関係者の協力の下、
通常では非公開な応急修理作業を特別に公開することとなりました。
これは、絵金の芝居絵屏風を更なる傷みから守るために行われた
『あくまでも一時的な応急処置』であり、
劣化が進行している屏風の下地や、
祭りでの屋外展示の際の粉塵による汚れなどへは今回処置しておりません。
須留田八幡宮神祭・絵金祭りなどを代表とする絵金文化を次の世代に伝えていくためには
屏風の解体も含む本格修理を行っていく必要性があるのです。
絵金蔵で、収蔵している芝居絵屏風のを公開することで、
皆さまの文化財への関心を高め、
後世へ残すためには文化財修復が不可欠であることへの理解が深まることを願い、
そして、本格修理の必要性を皆さまに知っていいただければと思っております。
本格修理を応援いただくための「募金箱」も設置しておりますので
あたたかなご支援をどうかよろしくお願いいたします
何はともあれ、百聞は一見に如かず、と言われますので
この貴重な機会にぜひご覧ください!
それではここで先日の作業の様子を
皆様にも少し紹介させていただきます。

↑作業風景を見るお客様たち
作業場への落下物を防ぐため、皆さまには2階から作業場をご覧いただくこととなっておりました。
関係者の方以外は黄色い線内に入れませんでしたが、
もっとよく見ようと、中には座って見学なさる方も

↑修理作業の風景
修理作業は主に
・はがれかけた絵具を膠(にかわ)と呼ばれる接着剤で再接着させる作業
・屏風絵の下地からはがれた紙の層を再接着させる作業
この2つが行われました。
細心の注意を払いながら行われる作業は、集中力との戦いでもあります。
一つ一つの技術にも驚かされましたが、何時間も集中を切らさずに修理を続ける修復師の皆さまを目にして
プロの仕事は本当にすごいと感じました。
職員たちも初めて間近で見にする作業に感心しきりの3日間となりました


11月にも公開で応急修理が行われますので、
お見逃しの方は、是非ともお越しくださいませ!!
お待ちしております!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて絵金蔵ではこの10月6日・7日・8日の3日間、
絵金芝居絵屏風の応急修理が行われました。
通常はクローズな空間で行われる作業なのですが
今回はなんと、『 公 開 修 理 』!!!
どうして公開するようになったかは、後ほど。
では少しだけ、当日の現場の様子をお見せいたします!

とてつもなく繊細で集中力の必要な作業…
緊張感を漂わせながら、作業していらっしゃるのを見ていると、
こちらまで真剣な気持ちになります。

さて、10月に見逃した方もまだ間に合います。
来月11月23日㈮・24日㈯・25日㈰にも、引き続き応急修理作業が行われます。
※時間帯によっては作業をしていない可能性があります。
※11月23日午前中は会場の設営作業が主となっています。
※11月25日は午前中のみ、主に作品の確認作業となります。作業終了次第、通常展示にもどります。
この度の作業は関係者の協力の下、
通常では非公開な応急修理作業を特別に公開することとなりました。
これは、絵金の芝居絵屏風を更なる傷みから守るために行われた
『あくまでも一時的な応急処置』であり、
劣化が進行している屏風の下地や、
祭りでの屋外展示の際の粉塵による汚れなどへは今回処置しておりません。
須留田八幡宮神祭・絵金祭りなどを代表とする絵金文化を次の世代に伝えていくためには
屏風の解体も含む本格修理を行っていく必要性があるのです。
絵金蔵で、収蔵している芝居絵屏風のを公開することで、
皆さまの文化財への関心を高め、
後世へ残すためには文化財修復が不可欠であることへの理解が深まることを願い、
そして、本格修理の必要性を皆さまに知っていいただければと思っております。
本格修理を応援いただくための「募金箱」も設置しておりますので
あたたかなご支援をどうかよろしくお願いいたします

何はともあれ、百聞は一見に如かず、と言われますので
この貴重な機会にぜひご覧ください!
それではここで先日の作業の様子を
皆様にも少し紹介させていただきます。

↑作業風景を見るお客様たち
作業場への落下物を防ぐため、皆さまには2階から作業場をご覧いただくこととなっておりました。
関係者の方以外は黄色い線内に入れませんでしたが、
もっとよく見ようと、中には座って見学なさる方も


↑修理作業の風景
修理作業は主に
・はがれかけた絵具を膠(にかわ)と呼ばれる接着剤で再接着させる作業
・屏風絵の下地からはがれた紙の層を再接着させる作業
この2つが行われました。
細心の注意を払いながら行われる作業は、集中力との戦いでもあります。
一つ一つの技術にも驚かされましたが、何時間も集中を切らさずに修理を続ける修復師の皆さまを目にして
プロの仕事は本当にすごいと感じました。
職員たちも初めて間近で見にする作業に感心しきりの3日間となりました



11月にも公開で応急修理が行われますので、
お見逃しの方は、是非ともお越しくださいませ!!
お待ちしております!
コメント