あけましておめでとうございます。
本年も絵金蔵を宜しくお願い致します。
1月から第2展示室のケースの中の展示が替わりました。
展示は、左から掛け軸の「お正月様」。
毎年各家にやってくる年神(としがみ)を描いています。
所蔵家のお家でも例年お正月にはこの作品を飾っていたそうです。
「絵金ってこんな絵も描いてたの!?」と思わせる優しい色合いです。
次は黒一色の白描画「黄初平(こうしょへい)の羊」。
これって羊?。。。と考え込まないでくださいね。
羊が日本で本格的に飼われはじめたのは明治以降のことですので
当時絵金さんは本物の羊を見ずに描いたのかもしれません。
陽気で楽しそうな「奴(やっこ)踊り」。
正月の祝福芸「三河万才(みかわまんざい)」となっています。
どれも新年にふさわしい作品の展示となっています。
屏風絵とは違う優しい表情を持つ絵金の素顔を観に
ぜひお越し下さいませ。
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