2月11日(日)は絵金蔵の開館19周年記念日でした!
この日に合わせ昨年募集した第2回来の絵金コンテスト作品展がスタートしました!
会期:2月11日(日)~3月10日(日)
審査員を務めたデハラユキノリさん、村岡マサヒロさんの作品講評と対談も開催し会場は大盛り上がりでした!
未来の絵金コンテストは今年度で二回目の開催です。
ここ赤岡町では絵金の大成させた芝居絵屏風を
7月の神祭の夜に飾るという文化が江戸時代より続いています。
この独特な絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、コンテストを開催いたしました。
県内外多くの方にご応募いただき、
受賞作品を絵金の芝居絵屏風に模したミニ屏風にして館内に展示中です!
今年のテーマは「願い」。
絵金の芝居絵屏風は安全祈願や平和を願って飾られていたとも言われています。
今年もテーマに沿った力作がたくさん集まりました!
惜しくもを受賞逃した作品も館内にて展示しております!
さらに皆さまにご覧頂きたいのは審査員を依頼しました、
デハラさんと村岡さんのミニ屏風も展示中です!
お二人の作品はポストカードの限定販売を行っています✨
さらに本日は「第2回未来の絵金コンテスト」の受賞作品をご紹介いたします。
一般の部
未来の絵金賞
タイトル「若き仏師と鯉(恋)」
コンセプト「幼き仏師がこれから彫刻を初めようとする姿勢を作品の中に取り入れた。作品テーマである「願い」の意図を感じとり今回は縁起の良い恋を使い表現してみた。あえて鯉を二匹描くことにより迫力ある絵になった。」
審査員コメント
色構図ともに迫力を感じます。黒のラインで全体がきりっとしまっています。<デハラ>
構図、色使いがダイナミックで、独特な線のうねりに躍動感を感じ、屏風絵で飾るのにぴったりです。<村岡>
優秀賞
タイトル「かわいいあかちゃん生まれるといいな」
コンセプト「ネコのロマンわおっぱいがでません。でも、いっぱいおっぱいがでるといいなとおもっておっぱいをたれているように描きました。生まれるのをたのしみにして待っています。」
審査員コメント
筆のおもむくまま自由に描かれたのが伝わってきて、絵を描く楽しさを思い出させてくれる。<デハラ>
たくさんの応募作を見ている中で、技術云々ではない無視できない何かを感じ、見ながらしばらく作者に思いを馳せてしまいました。<村岡>
タイトル「どうぶつたちの集い」
コンセプト「願っていたものがかなって喜んでいるのか願いを叶えるために各々が大切にしていたものを捧げているのかどちらかわからないように描きました。願いはそういったものなのではないかと思います」
審査員コメント
願いを形のない雲のようなもので表現した所にセンスを感じる。<デハラ>
生物の多様性、色々な価値観が感じられ楽しい絵です。ここに人間が加わっていないのはなぜか、これから加わることはできるのか、問いかけられているようにも感じました。<村岡>
タイトル「理想」
コンセプト「ゴリラのようにたくましくのんびり力強く笑って生きていきたいという願いをこめて描きました。」
審査員コメント
ゴリラが画面からはみ出してしまう大胆さがいい。<デハラ>
この無垢な笑顔につられ、見た私も笑顔になりました。偶然描けたような、狙っていない素朴な線が魅力的です。<村岡>
タイトル「雨あがれ」
コンセプト「いつまでも雨が止まないのは、軒下のテルテル坊主が雲の上の風神雷神にみてもらえないかたと思い、空高く大量のテルテル坊主をぶら下げた凧を揚げる。」
審査員コメント
止まない雨というのが色々なことに置き替えれると感じた。凧を揚げるように自分達にも何かできることがあるのではないかと思った。<絵金蔵運営委員会 >
小学生以下の部
未来の絵金賞
タイトル「ゾンビになった男」
コンセプト「男の人がゾンビになって女の人をおそうはなし。」
審査員コメント
主役の二人の迫力よ! 背景の屏風の鯉の躍動感が最高です。<デハラ>
死を思わせる恐ろしいゾンビの絵と、生命力あふれる力強い鯉の絵の対比が素晴らしい。混沌の中にあるからこそ、その希望がより輝いています。画面の構成や色使い、モチーフの選び方に、思わずうなりました。応募作の中から1作品だけ自分が買うとしたら、これです。<村岡>
優秀賞
タイトル「ねがいがかなうおうごんのりゅう」
コンセプト「りゅうがとつぜんとんできて、つれさられた人はないているけど、じつはねがいをかなえてくれるおうごんのりゅうでした。このひとはりゅうといっしょに点までのぼりしあわせになりましたとさ。」
審査員コメント
大きく飛んでいる龍の入れ方が抜群。<デハラ>
2024年の干支である辰(たつ)の絵や、立派なお城、黄金の雲など、縁起の良さそうなモチーフが描かれていて、この屏風絵を飾った部屋で新年のお酒を飲みたいと思いました。<村岡>
タイトル「全ての人に「福」を」
コンセプト「世界中のすべての人が幸せでいられますようにという願いを込めて描きました。ふくろうが持っている袋には福が入っています。また、背景の七宝つなぎはおめでたい模様です。」
審査員コメント
コツコツ丁寧に観察して描けています。<デハラ>
縁起の良いものを詰め合わせ、それをとても小学生以下の部とは思えない、確かな技術で丁寧に描写しています。屏風絵でもいいし、小さい紙にプリントして財布に入れたりお守りにもなりそうです。<村岡>
タイトル「うらぎられた男」
コンセプト「女の人にうらぎられころされてないている。みずからさいごは命を落とした。」
審査員コメント
構図、物語性、登場人物のバランスが素晴らしい。顔も面白い。<デハラ>
色使いや物語性、残酷描写や小物に至るまで、本家の絵金さんの絵をよく見ているなと感じました。各人物の目線の違いや、障子から透ける人影など細かい部分の描き方もすごくいいです。<村岡>
赤岡賞
タイトル「いっぱい捕まえたい!」
コンセプト「大好きな虫たち尾をいっぱい外で捕まえて一日中遊びたい!」
審査員コメント
現代ではゲームが好きという子が多い中、自分達の子どもの頃の夢も思い出されてくれた。<絵金蔵運営委員会>
今回ご紹介した作品はミニ屏風にし、未来の絵金コンテスト展として展示しています。
【会期2月11日(日)~3月10日(日)】
ぜひ実物をご覧ください!
この日に合わせ昨年募集した第2回来の絵金コンテスト作品展がスタートしました!
会期:2月11日(日)~3月10日(日)
審査員を務めたデハラユキノリさん、村岡マサヒロさんの作品講評と対談も開催し会場は大盛り上がりでした!
未来の絵金コンテストは今年度で二回目の開催です。
ここ赤岡町では絵金の大成させた芝居絵屏風を
7月の神祭の夜に飾るという文化が江戸時代より続いています。
この独特な絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、コンテストを開催いたしました。
県内外多くの方にご応募いただき、
受賞作品を絵金の芝居絵屏風に模したミニ屏風にして館内に展示中です!
今年のテーマは「願い」。
絵金の芝居絵屏風は安全祈願や平和を願って飾られていたとも言われています。
今年もテーマに沿った力作がたくさん集まりました!
惜しくもを受賞逃した作品も館内にて展示しております!
さらに皆さまにご覧頂きたいのは審査員を依頼しました、
デハラさんと村岡さんのミニ屏風も展示中です!
お二人の作品はポストカードの限定販売を行っています✨
さらに本日は「第2回未来の絵金コンテスト」の受賞作品をご紹介いたします。
一般の部
未来の絵金賞
タイトル「若き仏師と鯉(恋)」
コンセプト「幼き仏師がこれから彫刻を初めようとする姿勢を作品の中に取り入れた。作品テーマである「願い」の意図を感じとり今回は縁起の良い恋を使い表現してみた。あえて鯉を二匹描くことにより迫力ある絵になった。」
審査員コメント
色構図ともに迫力を感じます。黒のラインで全体がきりっとしまっています。<デハラ>
構図、色使いがダイナミックで、独特な線のうねりに躍動感を感じ、屏風絵で飾るのにぴったりです。<村岡>
優秀賞
タイトル「かわいいあかちゃん生まれるといいな」
コンセプト「ネコのロマンわおっぱいがでません。でも、いっぱいおっぱいがでるといいなとおもっておっぱいをたれているように描きました。生まれるのをたのしみにして待っています。」
審査員コメント
筆のおもむくまま自由に描かれたのが伝わってきて、絵を描く楽しさを思い出させてくれる。<デハラ>
たくさんの応募作を見ている中で、技術云々ではない無視できない何かを感じ、見ながらしばらく作者に思いを馳せてしまいました。<村岡>
タイトル「どうぶつたちの集い」
コンセプト「願っていたものがかなって喜んでいるのか願いを叶えるために各々が大切にしていたものを捧げているのかどちらかわからないように描きました。願いはそういったものなのではないかと思います」
審査員コメント
願いを形のない雲のようなもので表現した所にセンスを感じる。<デハラ>
生物の多様性、色々な価値観が感じられ楽しい絵です。ここに人間が加わっていないのはなぜか、これから加わることはできるのか、問いかけられているようにも感じました。<村岡>
入賞
タイトル「理想」
コンセプト「ゴリラのようにたくましくのんびり力強く笑って生きていきたいという願いをこめて描きました。」
審査員コメント
ゴリラが画面からはみ出してしまう大胆さがいい。<デハラ>
この無垢な笑顔につられ、見た私も笑顔になりました。偶然描けたような、狙っていない素朴な線が魅力的です。<村岡>
タイトル「雨あがれ」
コンセプト「いつまでも雨が止まないのは、軒下のテルテル坊主が雲の上の風神雷神にみてもらえないかたと思い、空高く大量のテルテル坊主をぶら下げた凧を揚げる。」
審査員コメント
止まない雨というのが色々なことに置き替えれると感じた。凧を揚げるように自分達にも何かできることがあるのではないかと思った。<絵金蔵運営委員会 >
小学生以下の部
未来の絵金賞
タイトル「ゾンビになった男」
コンセプト「男の人がゾンビになって女の人をおそうはなし。」
審査員コメント
主役の二人の迫力よ! 背景の屏風の鯉の躍動感が最高です。<デハラ>
死を思わせる恐ろしいゾンビの絵と、生命力あふれる力強い鯉の絵の対比が素晴らしい。混沌の中にあるからこそ、その希望がより輝いています。画面の構成や色使い、モチーフの選び方に、思わずうなりました。応募作の中から1作品だけ自分が買うとしたら、これです。<村岡>
優秀賞
タイトル「ねがいがかなうおうごんのりゅう」
コンセプト「りゅうがとつぜんとんできて、つれさられた人はないているけど、じつはねがいをかなえてくれるおうごんのりゅうでした。このひとはりゅうといっしょに点までのぼりしあわせになりましたとさ。」
審査員コメント
大きく飛んでいる龍の入れ方が抜群。<デハラ>
2024年の干支である辰(たつ)の絵や、立派なお城、黄金の雲など、縁起の良さそうなモチーフが描かれていて、この屏風絵を飾った部屋で新年のお酒を飲みたいと思いました。<村岡>
タイトル「全ての人に「福」を」
コンセプト「世界中のすべての人が幸せでいられますようにという願いを込めて描きました。ふくろうが持っている袋には福が入っています。また、背景の七宝つなぎはおめでたい模様です。」
審査員コメント
コツコツ丁寧に観察して描けています。<デハラ>
縁起の良いものを詰め合わせ、それをとても小学生以下の部とは思えない、確かな技術で丁寧に描写しています。屏風絵でもいいし、小さい紙にプリントして財布に入れたりお守りにもなりそうです。<村岡>
入賞
タイトル「うらぎられた男」
コンセプト「女の人にうらぎられころされてないている。みずからさいごは命を落とした。」
審査員コメント
構図、物語性、登場人物のバランスが素晴らしい。顔も面白い。<デハラ>
色使いや物語性、残酷描写や小物に至るまで、本家の絵金さんの絵をよく見ているなと感じました。各人物の目線の違いや、障子から透ける人影など細かい部分の描き方もすごくいいです。<村岡>
赤岡賞
タイトル「いっぱい捕まえたい!」
コンセプト「大好きな虫たち尾をいっぱい外で捕まえて一日中遊びたい!」
審査員コメント
現代ではゲームが好きという子が多い中、自分達の子どもの頃の夢も思い出されてくれた。<絵金蔵運営委員会>
今回ご紹介した作品はミニ屏風にし、未来の絵金コンテスト展として展示しています。
【会期2月11日(日)~3月10日(日)】
ぜひ実物をご覧ください!