先日、分身ロボットOriHime(オリヒメ)を通じで、
福岡の高校生の女の子がご来館!
絵金蔵を見学いただきました~

OriHime
△絵金蔵にやってきたOriHime

高知新聞でご紹介いただいている記事はこちらから。
https://www.kochinews.co.jp/article/362743/



OriHimeとはなんだ?と思われた方も多いのではないでしょうか。
OriHimeは、外に出られない方や時にピッタリのロボットです。

ロボットと言っても、AIのようなものではなくあくまで「分身」。

遠くにいる方が、アプリをダウンロードして
スマフォなどの端末でOriHimeを操作します。

端末の画面には「はい」「うーん」などのボタンもあり、
そちらを押すとOriHimeが動きますっ!
その動きがなんとも愛らしいのです。

そういった動きがあるので、
作品の説明をしたり、質問してみても「そこに人がいる」というのが伝わってきます。
普段の解説とほとんど変わりません。
むしろ、第一展示室「闇と絵金」では暗い中、目が緑色に光り、
実際に人がいるより、存在感はありました^^

OriHime3

「テレビ電話」でいいんじゃない?と思われる方も多いかもしれませんが、
人の気配は感じるが、姿を見せなくていいという点が「テレビ電話」と異なります。

病気の方は、その姿を見せたくないという方も多いと聞きました。

OriHimeはそういった方の分身として、たくさんの方とコミュニケーションがとれるのです。

ちなみに眼や指先しか動かせない重度肢体不自由患者さんのための
OriHime eye+switch(オリヒメアイスイッチ)という意思伝達装置もあるそうなので、
例えばALSの方が遠くにいてもコミュニケーションが取れます。


今回、お試しでOriHimeを活用させていただいて
人と繋がる方法の一つを知ることができました。

こんな時期だからこそ、普通に人と会えていたことが
ありがたいと思っている方も多いと思います。

しかし難病の方やなんらかの理由で外に出られない方にとっては、
新型コロナウイルス感染症の流行に関係なく
そもそも人と繋がることが大変だったと思います。


実際に対応させていただいて
このOriHimeはそういった課題解決となる素晴らしいロボットだと
改めて気が付きました。

また絵金蔵での入館を通して、
例えば「映画館OriHime席」「美術館OriHimeチケット」「旅行OriHimeツアー」
のように市民権を持っていただけるほんのちょっとのきっかけとなれば幸いです^^


ご来館ありがとうございましたっっ また遊びに来ていただきたいです!


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個人向けのレンタルも開始したようなので
興味のある方はこちら (限定30台だそうです)

桜が満開になってきましたね
人ごみのない桜並木をお散歩して、
リフレッシュなんて方も多いのではないでしょうか。

そんな中、絵金蔵では「土佐の端午」の展示スタートいたしました!
エアタイトケースをいっぱいにするほど大きな「横幟」
なんと約5年ぶりに皆様にお披露目いたしますっ
横幟展示 (1)
近江源氏先陣館 盛綱陣屋 個人蔵  (作品中央には絵金の書いた俳句も!!)

「横幟」は、土佐で端午の初節句に門前の塀などに
張りまわされた絵模様の横幕です。
寛政7(1795)年、土佐藩11代藩主·山内豊興の初節句に
紙製の幟を用いてからは、紙製のものが多くなり、
古くは武者絵が描かれ、後に芝居絵風が広まりました。

藩政後期には盛んに制作されたものの多くは失われ、
当時の形態を保ったまま現存しているものは数例であり、
その他一部分のみ切り離され額仕立てとなっているものが散見されます。




■会 期  2020年4月7日(火)-6月28日(日)
      
※会期中、月曜日は休館日(祝日の場合は翌平日)


新型コロナウイルス感染症
に関して様々な予防を努めております。
お客様にもご協力をいただいております。
詳細はこちらでご確認ください。

※情勢によって開館状況や対策内容は変化いたしますので、ご了承ください。

みなさまお久しぶりです!

コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため
3月10日㈫~3月31日㈫まで臨時休館していた絵金蔵が、
★☆★☆★4月1日㈬より開館を再開いたしました!☆★☆★☆
※感染症予防対策として展示内容の一部変更や、入館者数の制限を行います。
 あらかじめご了承ください。


絵金蔵における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策をご確認のうえ
ご理解くださいますようお願いいたします。
⇒ https://www.ekingura.com/upimage/15856305750.pdf

来館を予定されていた皆さま、また休館中に足を運んでくださった皆様には
本当にご迷惑をおかけしました。

まだまだ気を抜くことはできませんが、館内の予防対策を強化し、
少しでも皆様に楽しんでいただけるよう努めて参ります!

※情勢によって開館状況は異なる場合がございます。最新の情報はHP等で発信してまいります。





そしてそして楽しいニュースが届きました!



絵金さんの住んでいた蔵の跡地は今民家のお庭になっているのですが、
そのお庭の(職員は絵金の庭と呼んでいる)花桃がいま見ごろをむかえております!

絵金の庭桃

木の根元にたくさん咲いているお花は、ヒメキンギョソウというようです!
こちらもとっても春らしくかわいいですね!


暗いニュースで気が滅入りがちですが、楽しいことを考えることで免疫も上がると思います。
みなさまどうぞお体ご自愛下さい!




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