天皇陛下御在位三十年を慶祝して
2019年2月24日(日)は入館無料にいたします。



残寒の中にも、かすかな春の息吹が感じられるようになりました。
皆様いかがお過ごしですか?

以前より告知しておりました通り、
絵金蔵では館内の改修工事のため、
4日間休館とさせていただきます。


休館期間:3月5日(火)~3月8日(金)
工事期間:3月1日(金)~3月26日(火)
休館のお知らせ


・2月16日時点での予定です。
 変更する場合は、随時、絵金蔵ホームページ・ブログ・Twitterにてご連絡いたします。

すでに3月5日~3月8日の間にご予約いただいたお客様は、
 ご入館いただけますので、ご安心ください。

・工事期間中、入り口の位置が変更することもございます。
 また入り口付近で、騒音が出る場合がございますので、ご了承下さい。


ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
皆さまにはご不便をおかけいたしますが、引き続きご愛顧の程よろしくお願い致します。

ご不明な点はお電話、「お問い合わせフォーム」でお気軽にご連絡ください。 

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開館時間 9:0017:00(16:30入館締切)

休館日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)



今回は新しい企画展のお知らせです。


第2展示室の展示ケースにて、2/5(火)より

企画展 清盛への企て がはじまりました!


▼展示の様子
清盛への企て


当館所蔵の絵金派による芝居絵屏風
平家女護島 鬼界が島の俊寛へいけにょごのしま きかいがしまのしゅんかん)》を展示しています。


平家女護島(人形浄瑠璃、後に歌舞伎化)は、
平家の栄華と没落を描いた日本屈指の軍記物『平家物語』に取材した作品で、
平清盛や牛若丸、俊寛の活躍を劇化したものです。

この作品でとくに有名で、よく上演されるのが
本作にも描かれた二段目の《鬼界が島の段》で、『俊寛』と通称されます。



ここで俊寛のご説明を。

  ◆ 俊寛(しゅんかん)って? ◆
  『平家物語』に登場する法勝寺の執行(僧職の名称)俊寛僧都がモデル。
  1177年に、平清盛により幽閉されている後白河法皇の近臣が集まって
  平氏追討の謀議をしたことが清盛に伝わり、
  俊寛は丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね)
  平判官康頼入道(たいらのはんがんやすよりにゅうどう)とともに
  九州薩摩の鬼界が島(現在の硫黄島といわれる)に流刑となりました。




俊寛らが話していた内容は、こちら。
「後白河法皇に猿楽を仕れといわれ、瓶子の首を取ってみせた」


瓶子とは主に酒器として用いられる壷の一種で、
ここでは平氏に瓶子をかけて会話を盛り上げた、という他愛もないものでした。

それでもしかし、捕縛されて流刑にされてしまった、という記載から
政権を握る者への冒涜は少しでも見逃せない、
という当時の世間を満たす固く厳しい風潮が感じられます。




また、この作品の右上には、
遠ざかっていく赦免船に向かって俊寛が大きく手を伸ばす様子が見て取れます。

この描写は歌舞伎の演出にも見られ、
この段の幕切れに大きな岩が現れ、岩の上に残された俊寛が
赦免船に向かって「おおい、おおい」と手を振る悲壮感漂う姿が印象に残ります。


その後、俊寛は松の枝に手をかけて伸び上がろうとするが、その枝が折れ
茫然としたまま幕を閉める、という初代中村吉右衛門の演出も有名です。




そもそもこの作品は 近松門左衛門 によるもので、
《鬼界が島の段》は『平家物語』の巻三『足摺(あしずり)』を劇化したもの。


原作では、ある出来事により鬼界が島の流人に赦文が下され、
ともに流刑になった少将成経と康頼法師は赦免船に乗って帰洛しますが
俊寛はひとり島に置き去りにされてしまいます。

このように『平家物語』に描かれている俊寛は 受難の人 という印象ですが
近松はここに独自の解釈を加えて再創造し、
未来ある若者たちのため、また妻への愛のため、
自ら島に残ることを決意する 英雄的な人間像 を作り上げました。



ここに挙げた脚本・演出などが功を奏し、
現在でも評判の高い、近松作の時代物を代表する名作となっているのです。




今回紹介した作品のほか、

源平の合戦で活躍した源氏方の武将・熊谷次郎直実との最期の戦いによって
現在まで語られる夭折の武士・平敦盛(たいらのあつもり)を描いた白描など

平安時代末期に政権を握った『平清盛』の一族・平家に関連する作品を紹介しています。





まだ少し寒い日は続くようですが、少しずつ暖かい日も増えてきますね。

お休みの日にはぜひ本企画展をご覧になりにお越しください。





会期は以下の通りです。




清盛への企て

2019年3月31日(日)まで

開館時間 9時~17時  ※入館締切は16時30分となります。






たくさんのご来館、お待ちしております



さて2月になりました。
9・10・11日の開館14周年記念企画も近づいて参りましたね。

そんな折に新しいグッズのお知らせです!



2月11日に、絵金蔵が開館14周年を迎えることを記念して、

絵金蔵】芝居絵屏風ペーパークラフト 新発売!
※開館14周年記念企画の初日、2月9日~販売開始。


絵金蔵ペーパークラフトチラシ-compressed-001




このポストカードサイズのペーパークラフト、
ハサミで切って組み立てれば、なんと

手のひらサイズのろうそく付き芝居絵屏風が完成!

家に居ながら、絵金祭りの風景を再現できます!
家の魔除けとなること間違いなし。


現在のところ、絵柄は以下の4種類からお選びいただけます。

・浮世塚比翼稲妻 鈴ヶ森(本町1区所蔵)
・伊達競阿国戯場 累(本町2区所蔵)
・義経千本桜 鮓屋(本町4区所蔵)
・播州皿屋敷 鉄山下屋敷(横町2区所蔵)




組み立て前はポストカードとしてご利用いただけるので
旅先からの便りとしてお使いいただくのも、趣きがあってよさそう。

(ちなみに絵金蔵の近くには郵便局もありますよ。)



赤岡町を訪れたお土産にいかがでしょうか!


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