いつもご利用いただきありがとうございます。
通信販売の送料が10/1より変更になりましたのでお知らせ致します。
下記をご参照ください。
HP内の通信販売 法律に基づく表記で記載されている送料料金表はまだ変更前のお値段になっていますのでお間違いのないようご注意ください。
また代引き手数料も315円とありますが、324円になっておりますので、ご了承くださいませ。

税込送料 料金表
北海道1728円
東北1188円
関東・信越972円
中部・北陸864円
中国・関西756円
四国648円
九州756円
沖縄1296円


今後ともよろしくお願いします。


■伊賀越道中双六 岡崎(いがごえどうちゅうすごろく おかざき)
 香南市赤岡町門脇家所蔵

門脇家・伊賀越道中双六



■播州皿屋敷 鉄山下屋敷(ばんしゅうさらやしき てつざんしもやしき)
香南市赤岡町横町2区所蔵

横2・播州皿屋敷


 第2展示室内展示ケースに、作品3点が揃いました。

DSCF7295


展示作品
  ★印章9点(高知市 個人蔵)
    絵金の長男、房太郎の養家に伝わる絵金の用いた印章。

  ★山荘秋景図(高知県須崎市 森家蔵)
    須崎市の旧家、森家の床の間に長年飾ってきた小襖。

  ★白描画 菊(香南市香我美町 個人蔵)


山荘秋景図は高貴な人の侘び住まいでしょうか、源氏物語 宇治十帖「橋姫」に描かれる薫の君が美しい姫達と暮らす八の宮を晩秋の山荘に訪ねる場面を描いたものかもしれません。繊細で柔らかい筆致からは、人物を描かずとも薫の君と八の宮の娘大君の2人の儚い恋の物語が浮かんできます。
おどろおどろしさだけではない絵金の多彩な表現を伝える作品です。
 
また、山荘秋景図にちなんで芝居絵屏風や白描に描かれた秋の草花もご紹介していますのでぜひご覧くださいませ。

みなさまのお越しをお待ちしております。

京都四条南座で昼の部に義経千本桜 吉野山が上演されます。

minamiza_201512f


平成27年11月30日(月)~12月26日(土)
昼の部  午前10時30分~
夜の部  午後4時45分~

 吉野山は、歌舞伎の三大名作の一つ義経千本桜の中の道行の場面で、源義経に別れた静御前が、吉野山にかくまわれている義経を訪ねて行く道中を美しく幻想的に描いています。
 静御前の供をしているのは佐藤忠信という侍ですが実は狐の化身で静の持っている「初音の鼓」が、狐の両親の皮で作られており親恋しさに鼓を慕い、人間の姿になり静の供をしているという設定になっています。


本4・義経千本桜

絵金蔵収蔵品にも、「鮓屋」を描いた芝居絵屏風「義経千本桜」があります。

<平家滅亡の後吉野で鮓屋を営む弥左衛門は、旧恩から平重盛の息子、維盛を奉公人の弥助として匿っている。しかし弥助の素性を知った弥左衛門の息子の権太は、恩賞目当てに訴え出ようとする。そこへ源頼朝に仕える梶原景時が訪れ、維盛の首を差し出すよう命じる。権太が維盛の首と生け捕った妻子を突き出すので、怒り心頭の弥左衛門は権太を刺してしまう…。>

無頼漢ながら、憎めない小悪党・いがみの権太と登場する人物の温かさでひときわ人気の場面です。
権太が突き出したのは実は自分の妻子で、首は小金吾のものだとつげ、つもる親不孝をわびるのですが絵金は権太の微妙な心情を、縛り付けた内侍(権太の妻小せん)と若君(権太の息子善太)の動作、左腕に刺青をした権太の立ち姿で表現しています。

首を差出しつつも、顔をそむけ歯を食いしばる姿が妻子を差出す苦しい胸の内が表情に表れています。
脇には権太の父弥左衛門が力士の様に描かれています。実は若い頃は盗賊を働いたならず者で権太の悲劇は昔の悪業がその身に報いたものだという因果応報譚にもなっています。



無題



また、絵馬提灯「義経千本桜 大序 堀川館の場」、「義経千本桜 四段目 道行の場」の2点も館内で展示しております。
是非ご覧になってみてください。

昼の部

第一、玩辞楼十二曲の内 碁盤太平記
  山科閑居の場
   
第二、義経千本桜 吉野山

第三、玩辞楼十二曲の内 河庄 心中天網島

第四、新古演劇十種の内 土蜘



夜の部

第一、信州川中島合戦   輝虎配膳

第二、四代目中村鴈治郎襲名披露 口上

第三、玩辞楼十二曲の内 土屋主税(つちやちから)

第四、歌舞伎十八番の内 勧進帳



詳細は、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人(びと)」
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/2015/11/post_46.html

ページ上部へ