去年の11月に
絵金蔵でジャズハーモニカを演奏していただいた森澤郁夫さんが、
高知県室戸市のカフェ「シットロト」で、ブルースハープの講習会を行うそうです。



大好評だった去年11月の
「蔵でJAZZ vol.2 森澤郁夫Jazz Harmonica コンサート in 絵金蔵」
の様子は↓
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今回行われる「第1回ブルースハープ森澤塾」は、
リトル・ウォルターのブルース「JUKE」を教材に、
ベンドやビブラートなど、
ブルースハープ演奏に不可欠なテクニックを間近で教えていただけます。

お問い合わせは、紅茶カリー「シットロト」(電話 0887-22-1176)まで!
(絵金蔵ではご予約・お問い合わせに対応できませんので、ご注意ください)


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第1回 ブルースハープ森澤塾

【日時】平成21年5月9日(土) 19:00~

【会場】紅茶カリー「シットロト
    室戸市元甲2748-3
    (国道55線沿い、キラメッセ室戸から室戸方面へ約400m)
    電話 0887-22-1176

【定員】10名

【受講料】¥5,000(講習料、テキスト&Tea料金を含む)

【用意するもの】
    (1)テキスト『Roots!Blueshaep』(ドレミ楽譜出版社、税込¥2,100)
         『The Real Book Blues-Harmonica』第1巻
                          (創風社、税込¥945)
    (2)楽器  ブルースハープ
         (Cのブルースハープ、¥3,000~¥5,000程度)

【注意】(1)テキスト・楽器は、当日会場でも販売します。
    (2)受講料に楽器代は含まれておりません。
    (3)テキスト・楽器は、事前に楽器店や書店、インターネットショップ等で
     購入できます。
     その場合は、上記のテキスト代を引いた額が受講料になります。

【予約・お問い合わせ】
     紅茶カリー「シットロト」 電話 0887-22-1176

現在、赤岡のお隣香我美町では、
かがみ花フェスタ」が行われています。

国道沿いの1ヘクタールの敷地に、
50品種の色とりどりのチューリップが8万本植えられていて、
今ちょうど見ごろを迎えています。

また、会場内にはブランコやシーソーなどの
木製遊具もあり、ご家族でも楽しめるようになっています。


そのチューリップ畑で配られるチラシが↓こちら、
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「香南DE食うポン」!!
満開のチューリップを楽しんだ後は、
金凛の観る・食べる・遊ぶスポットを満喫しよう!
ということで、
お得なクーポンをお配りしています。

絵金蔵もこのクーポンに載せてもらっていて、
このクーポンを絵金蔵で見せていただけると、
入館料が50円引きになります♪
(クーポンの有効期限は4月30日までです)

かがみ花フェスタでお楽しみのあとは、
クーポンを持って、ぜひ絵金蔵までお越し下さいね。


四国ミュージアム研究会in赤岡の二日目は、
「あかおカルタ」を使って町歩きを行いました。



四国のミュージアムの学芸員さんを中心とする10数名にご参加いただきました。


「あかおカルタで町歩き」とは、
町のスポットとそれにまつわる"うんちく"が書かれた「町歩きカルタ」と、
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そのスポットが落とし込まれた「町歩きマップ」を絵金蔵で貸出し、
お客様に自由に町を歩いていただこうという仕組みで、
カルタ歩き.JPG
絵金の絵だけではなく、
赤岡の町に残る、絵金の文化まるごとを守り伝えていきたい、
また、何げない風景でも、
ちょっと目線を変えるだけで変わる「モノの価値」を楽しんでもらおうという企画です。



今回は、ミュージアムとひと・まちとの関わりに興味のある方たちだけに、
カルタに載っている風景だけでなく、
みなさんが見つけた「おもしろ風景」を写真に撮って楽しんでいらっしゃいました。


参加者のひとり、愛媛県の町見郷土館のTさん推薦の
「赤岡おもしろポイント」の写真が送られてきました。

めちゃとっくりセーター.JPG
ここは、「札場」と呼ばれているところ。
まちのど真ん中に位置しながら、
昔は人通りが多かったのでしょうが、今は裏通りにあたるため、
ひっそりとしている小さな神社ですが・・・
そこに立っている木に注目すると、
…なんだかセーター?
そして、首の部分がめっちゃ長い!
第して「めちゃとっくりセーター」。



お次は、アスファルトに描かれた文字。
接待奥な♪.JPG
…「セッタイオクナ」。
…「接待奥な」?

たぶん駐車禁止の意味の「絶対置くな」なのでしょうね。
濁音が抜けています。

駐車車両に困って書かれたものと思うのですが、
なんだか、奥でおもてなししてくれるのかしら?
と楽しい気分になります。



さて最後は、私一押しの写真。
第して「緑の妖精」。
緑の妖精.JPG

間口の隅の植木の中にひっそりと妖精が…
しかも保護色。
気づいた人はどれくらいいるのでしょうか?
この町に住んでいる私もまだ見つけることができていません。
なんだか赤岡の不思議な雰囲気にぴったりです。



…絵金蔵でお貸ししている「あかおカルタ」だけを楽しむのではなく、
赤岡の「オモシロ目線」をマスターした方は、
このように無限大の楽しみ方ができますね。

皆さんの住み慣れた町でも、
視点を変えればおもしろポイントがたくさんあるはず。
いろんなところで楽しんでくださいね。


最後に、町見郷土館のTさん、楽しいお写真をありがとうございました!

去る2月22日・23日に赤岡町で
「四国ミュージアム研究会」シンポジウムが開催されました。

「四国ミュージアム研究会」は、
四国の学芸員が年一回集まり、
活動を報告する場になっているのですが、

今回のテーマは「まちとひとと博物館」ということもあり、
会場が絵金蔵及び弁天座で開催されました。

赤岡町らしく…ということで、
報告の前に、アトラクションとして、
「土佐絵金歌舞伎伝承会」の皆さんによる
「三番叟」を演じてもらいました。


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その後役者さんから、絵金歌舞伎の紹介を。

IMG_7843.JPG



その後の基調報告は、
赤岡のまちづくり、そして絵金蔵・弁天座建設のワークショップに関わった
NPO法人高知市民会議事務局長で、まちづくりプランナーでもある
畠中洋行氏による「まちをタノシム~地域資源再生のまち~」。

IMG_7853.JPG

赤岡のまち・人との出会いから、まちのあり方を考える「考え方のモノサシ」づくり、
資源再生のまちの具体化、最後に「まちをタノシム作法」について、
赤岡の事例を中心にお話いただきました。


その後は、私の事例報告「「絵金蔵“こんなまちええなあ”の試み」。
町の人々がどのように絵金蔵に関わっているか、
そして絵金だけでなく、
赤岡のまちや絵金を育んだ赤岡の文化を含めて知っていただきたい、
また赤岡のひとのまちを楽しむ視点も紹介したくて作った
「まち歩きカルタ」の取り組みについてなどを紹介させていただきました。

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そして香川県からは、
以前香川県歴史博物館 学芸員で、
現在香川県観光振興課の渋谷啓一氏による「まちづくり型観光と博物館」。
香川県の博物館と地域との共同によって観光に取り組んでいる事例をご紹介いただきながら、
まち歩きの仕組みづくりや、町歩きの手法についてお話いただきました。

また愛媛県からは、
NPO法人「クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ(カコア)」
代表・徳永高志氏による「ミュージアムと市民の協働の可能性」。
博物館の事業や、愛媛の様々なアートシーンに関わってこられたカコアの取り組みをご紹介いただきながら、
「市民はどこまでミュージアム事業に関わることができるのか」
「ミュージアムはどこまで市民のプロジェクトにかかわることができるのか」
などについてお話いただきました。

その後、みんなで討論を。

IMG_7876.JPG  IMG_7877.JPG

…参加者は枡席で聞いています。


というような感じで第1日目は進みました。
2日目はまちづくりに興味のある四国の学芸員さんたちによる
「あかおカルタ」を使った赤岡まち歩きです。

・・・続く・・・




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四国ミュージアム研究会では、

四国ミュージアム研究会のメンバーたちが、
博物館や美術館ってどんなところ? 楽しいの? 
学芸員って何をしている人なの?
そんな疑問に答えたい。
もっとミュージアムのこと、学芸員のことを知ってほしい。
書き綴った「博物館が好きっ!―学芸員が伝えたいこと―」
刊行しています。

一般の方が楽しく読めるように
「あつめる/まもる」「みせる/つたえる」「むすぶ/ひろげる」の3部構成です。

ぜひご覧ください。





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