1月11日は鏡開き。

お正月、絵金蔵では、入り口に一升の鏡餅をお供えしていました。
写真が無くって残念ですが、とっても立派な鏡餅でしたよ。


毎年鏡餅を提供していただいているのは、
「おり酒まんじゅう」で有名な塩屋餅店さん。
親子2代で絵金蔵の運営の中枢に関わっていただいています。



鏡餅の写真が無いので、文字で説明すると…
お三方に乗せた一升の鏡餅の上に、ユズリハとダイダイを乗せていました。

塩屋さん曰く、
「一生(一升)代々(ダイダイ)譲る(ユズリハ)」って事だそうで、
自分の家族が代々続いていきますようにっていう意味だと教えてくれました。



なるほどなるほど…。




…なんて感心している間に、早くも鏡開きの日を迎え、
この立派にお役目を果たし終えた鏡餅は、
お汁粉でいただくことにしました。


料理が得意でない私は、お汁粉作りは初挑戦。
なんだかちょっと不安でしたが・・・
なんとかできました。


P1010231.JPG



塩屋餅店さんから、あんこをおすそ分けしていただいたので、
案外簡単だったと、

塩屋餅店さんのあんこは、「塩屋」なだけあって、
お塩がやや効いた甘さ控えめなので、
初めて作った割には、そして私の料理の腕の割には、
うまくできたのではないかな。



今回は、「お試し」だったので、お手伝いに来てくれたボランティアさんたちにお振る舞いしましたが、
来年は、お客様にも食べていただきたいな。と思いました。



…それまでに、もう少しお料理に慣れておきますね。



ちなみに…

鏡開きは、元々1月20日に行われていましたが、
徳川家光が亡くなったのが二十日(慶安四年四月)であったため、この日を忌日として避け、
1月11日に変更たといわれています。
今でも1月20日に行う地方があるほか、京都では1月4日に行われているようです。