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絵金蔵には、展示室に入る手前に、土間ホールがあって、
そこは、珈琲やお抹茶を飲めるサロンスペースとなっています。
来てくださった方の興味が繋がる場所になればという思いがありますから、
絵金や歌舞伎、赤岡や絵金蔵についての資料コーナーや
近隣施設の案内やイベント案内などのパンフレットコーナーも設け、
ちょっとずつではありますが、充実をはかっております。

そんなこともありまして、
この蔵サロン、使う器一つにも「出会い」を用意できたらなぁと、
せっかくですから、高知の若手の作家さんにお願いして、
蔵サロンの珈琲カップを作ってもらうことにしました。


お願いしたのは、廣谷ゆかりさんと廣川絵麻さん。
器を取り扱っているお店の方に紹介していただきました。
このお二方、赤岡の名物祭り「冬の夏祭り」にも出店されている方です。


先日、廣谷ゆかりさんから、器ができましたの連絡があり、
早速器選びに行ってきました。



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山奥にある作業場へ…




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やっと着きました。




廣谷ゆかりさんの器は南蛮焼き締め。
釉薬を使わず、薪窯で焼くのだそう。
薪で焼くので、火の温度やあたり具合で焼き色が変わるのだとか。



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この中から選びます。



土のざらりとした質感がなんとも渋いこの器。
一つ一つの色合いも微妙に違います。


使い込むうちにしっとりと艶が出てくるそうなので、
蔵サロンでたくさんの人に使い込んでいただくとします。
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