3月を持ちまして「香南市」となりました赤岡町。
絵金蔵の住所も、「香美郡赤岡町538」から「香南市赤岡町538」に変わりました。
もう一つ変わったのが、絵金蔵に関わってくださる役場(市役所)の担当課の方。これまでお世話になった方たちは、新しい担当課に配属され、それに伴い、新香南市役所・商工水産課のニューフェイスさん(?)とのおつきあいが始まりました。
絵金蔵の住所も、「香美郡赤岡町538」から「香南市赤岡町538」に変わりました。
もう一つ変わったのが、絵金蔵に関わってくださる役場(市役所)の担当課の方。これまでお世話になった方たちは、新しい担当課に配属され、それに伴い、新香南市役所・商工水産課のニューフェイスさん(?)とのおつきあいが始まりました。
早速、3月12日に開催された、絵金没後130年特別企画「二時間だけのほんもの展」では、夜須取れの広報隊長・うら若き青年ちゃきくんが、その模様をカメラに収めてくれました。
その画像が届いたところで…
「二時間だけのほんもの展」スライドショー、始まり始まり...

とまあその前に。
せっかくですので、今回企画展の狙いなるものをちょっとだけご紹介。
絵金の没後130年の命日にちなんで開催された今回企画展、タイトル「二時間だけのほんもの展」からわかるように、ホンモノは常時展示はしていないことを知っていただきたかったということがありました。
なぜなら、そこに絵金を守る赤岡の人たちの価値観が見て取れるからです。
もともと、年に一度という「祭の精神」とともに、絵金の絵を守るという趣旨で作られた絵金蔵。「ハレの日」の中で培われて来た絵金の文化は、日常的なものにするのではなく、はやり「ハレ」という価値観の中で守って行きたい、そんなまちの人の思いが詰まった蔵とも言えます。
そのため、ホンモノの芝居絵は、日常的に展示されることはなく、祭り以外の日は、湿度管理の行き届いた絵金蔵の収蔵庫に保管されています。
日々の絵金蔵では、絵金の文化を伝えるという大事な使命をもって、絵金の生涯や画業についての展示、そして、祭りでどんなものが展示されるのかの実寸大のレプリカ展示を行っています。その傍ら、まあしかし、せっかく来ていただいたのだから、と用意されているのが、「蔵の穴」。収蔵庫内の前室に設けられた覗き穴から、毎月2点ずつホンモノを覗くことができます。
あくまで、祭礼という「場」と切り離すことなく「絵金」を知ってもらいたい、そんなこだわりがあるため、今回絵金蔵の展示がすべてホンモノになることは、実は、非常にひじょ~に特別なことだったのです。それもこれも、所有者の方のご好意があってこそ実現したもの。それも、絵金の没後130年という節目の年だからこそ。
と、前置きが長くなりましたが、その企画展の様子を写真でご紹介いたします...

この通り、予想以上の寒さだったにも関わらず(そしてぎりぎりの告知にも関わらず…)たくさんの方が来てくださいました。寒い中並んでくださった皆様、どうもありがとうございます。
展示室の中に入ると…
この通り。普段も同じ展示模様なのですが、この2時間だけほんものにすり替わっているのですね。提灯が火の玉のようです。

おっと、近づけすぎですよ。(気持ちはわかりますが…)

そうそう、絵金蔵では、暗闇の展示室に入るので、
入室時、こんなお提灯をお渡ししております。
前の企画課長が考案したというのだから、乙なもんです。

しかし、浮かび上がる原色の鮮やかさは、さすが。



二階の展示室では、
絵金の生涯や絵の見所、芝居絵以外の画業について知る事ができます。


さて、外がずいぶんと暗くなって来ました。

絵金蔵の向かいでは、農協倉庫のシャッターを使ってのスライドショー「絵金祭り編」。

入口には、絵金祭り同様、本物の蝋燭。

絵金の命日ですからね、特大盛り塩。

土間ホールには、蔵の三つの使命を掛け軸風に展示してみました。


入口のお花は
いつも蔵のお花を生けてくださるボランティアさんの力作です。

2時間は「あっ」という間に過ぎ、
また次の祭りの日までおやすみなさい。

写真・香南市商工水産課ちゃきくん、文章・絵金蔵ふっくらでお送りいたしました。
その画像が届いたところで…
「二時間だけのほんもの展」スライドショー、始まり始まり...

とまあその前に。
せっかくですので、今回企画展の狙いなるものをちょっとだけご紹介。
絵金の没後130年の命日にちなんで開催された今回企画展、タイトル「二時間だけのほんもの展」からわかるように、ホンモノは常時展示はしていないことを知っていただきたかったということがありました。
なぜなら、そこに絵金を守る赤岡の人たちの価値観が見て取れるからです。
もともと、年に一度という「祭の精神」とともに、絵金の絵を守るという趣旨で作られた絵金蔵。「ハレの日」の中で培われて来た絵金の文化は、日常的なものにするのではなく、はやり「ハレ」という価値観の中で守って行きたい、そんなまちの人の思いが詰まった蔵とも言えます。
そのため、ホンモノの芝居絵は、日常的に展示されることはなく、祭り以外の日は、湿度管理の行き届いた絵金蔵の収蔵庫に保管されています。
日々の絵金蔵では、絵金の文化を伝えるという大事な使命をもって、絵金の生涯や画業についての展示、そして、祭りでどんなものが展示されるのかの実寸大のレプリカ展示を行っています。その傍ら、まあしかし、せっかく来ていただいたのだから、と用意されているのが、「蔵の穴」。収蔵庫内の前室に設けられた覗き穴から、毎月2点ずつホンモノを覗くことができます。
あくまで、祭礼という「場」と切り離すことなく「絵金」を知ってもらいたい、そんなこだわりがあるため、今回絵金蔵の展示がすべてホンモノになることは、実は、非常にひじょ~に特別なことだったのです。それもこれも、所有者の方のご好意があってこそ実現したもの。それも、絵金の没後130年という節目の年だからこそ。
と、前置きが長くなりましたが、その企画展の様子を写真でご紹介いたします...

この通り、予想以上の寒さだったにも関わらず(そしてぎりぎりの告知にも関わらず…)たくさんの方が来てくださいました。寒い中並んでくださった皆様、どうもありがとうございます。
展示室の中に入ると…
この通り。普段も同じ展示模様なのですが、この2時間だけほんものにすり替わっているのですね。提灯が火の玉のようです。

おっと、近づけすぎですよ。(気持ちはわかりますが…)

そうそう、絵金蔵では、暗闇の展示室に入るので、
入室時、こんなお提灯をお渡ししております。
前の企画課長が考案したというのだから、乙なもんです。

しかし、浮かび上がる原色の鮮やかさは、さすが。



二階の展示室では、
絵金の生涯や絵の見所、芝居絵以外の画業について知る事ができます。


さて、外がずいぶんと暗くなって来ました。

絵金蔵の向かいでは、農協倉庫のシャッターを使ってのスライドショー「絵金祭り編」。

入口には、絵金祭り同様、本物の蝋燭。

絵金の命日ですからね、特大盛り塩。

土間ホールには、蔵の三つの使命を掛け軸風に展示してみました。


入口のお花は
いつも蔵のお花を生けてくださるボランティアさんの力作です。

2時間は「あっ」という間に過ぎ、
また次の祭りの日までおやすみなさい。

写真・香南市商工水産課ちゃきくん、文章・絵金蔵ふっくらでお送りいたしました。
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