去る2月22日・23日に赤岡町で
「四国ミュージアム研究会」シンポジウムが開催されました。

「四国ミュージアム研究会」は、
四国の学芸員が年一回集まり、
活動を報告する場になっているのですが、

今回のテーマは「まちとひとと博物館」ということもあり、
会場が絵金蔵及び弁天座で開催されました。

赤岡町らしく…ということで、
報告の前に、アトラクションとして、
「土佐絵金歌舞伎伝承会」の皆さんによる
「三番叟」を演じてもらいました。


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その後役者さんから、絵金歌舞伎の紹介を。

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その後の基調報告は、
赤岡のまちづくり、そして絵金蔵・弁天座建設のワークショップに関わった
NPO法人高知市民会議事務局長で、まちづくりプランナーでもある
畠中洋行氏による「まちをタノシム~地域資源再生のまち~」。

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赤岡のまち・人との出会いから、まちのあり方を考える「考え方のモノサシ」づくり、
資源再生のまちの具体化、最後に「まちをタノシム作法」について、
赤岡の事例を中心にお話いただきました。


その後は、私の事例報告「「絵金蔵“こんなまちええなあ”の試み」。
町の人々がどのように絵金蔵に関わっているか、
そして絵金だけでなく、
赤岡のまちや絵金を育んだ赤岡の文化を含めて知っていただきたい、
また赤岡のひとのまちを楽しむ視点も紹介したくて作った
「まち歩きカルタ」の取り組みについてなどを紹介させていただきました。

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そして香川県からは、
以前香川県歴史博物館 学芸員で、
現在香川県観光振興課の渋谷啓一氏による「まちづくり型観光と博物館」。
香川県の博物館と地域との共同によって観光に取り組んでいる事例をご紹介いただきながら、
まち歩きの仕組みづくりや、町歩きの手法についてお話いただきました。

また愛媛県からは、
NPO法人「クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ(カコア)」
代表・徳永高志氏による「ミュージアムと市民の協働の可能性」。
博物館の事業や、愛媛の様々なアートシーンに関わってこられたカコアの取り組みをご紹介いただきながら、
「市民はどこまでミュージアム事業に関わることができるのか」
「ミュージアムはどこまで市民のプロジェクトにかかわることができるのか」
などについてお話いただきました。

その後、みんなで討論を。

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…参加者は枡席で聞いています。


というような感じで第1日目は進みました。
2日目はまちづくりに興味のある四国の学芸員さんたちによる
「あかおカルタ」を使った赤岡まち歩きです。

・・・続く・・・




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四国ミュージアム研究会では、

四国ミュージアム研究会のメンバーたちが、
博物館や美術館ってどんなところ? 楽しいの? 
学芸員って何をしている人なの?
そんな疑問に答えたい。
もっとミュージアムのこと、学芸員のことを知ってほしい。
書き綴った「博物館が好きっ!―学芸員が伝えたいこと―」
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一般の方が楽しく読めるように
「あつめる/まもる」「みせる/つたえる」「むすぶ/ひろげる」の3部構成です。

ぜひご覧ください。