現在香美市立美術館で開催中の、
「祝祭に捧げた夢―絵師金蔵の悦楽と悲哀」展の
関連イベントとして、
高知市・安楽寺ご住職、小角隆幸氏による節付説法をご披露いたします。

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【企画展「祝祭に捧げた夢―絵師金蔵の悦楽と悲哀」関連イベント
 高知市安楽寺住職小角隆幸「弘法大師御一代記」】

日時:平成21年1月31日(土) 午後1時~
場所:香美市立美術館 展示室
  (高知県香美市土佐山田町262-1 プラザ八王子2階
   TEL 0887-53-5110)
※入館料のみ要

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節付説法(節談説教)は、我が国の古典芸能のひとつ。

仏教説話や高僧の伝記を時に節をつけて歌うように語り、
身振り手振りを交え聴き手を仏教の世界に引き込みます。

海で潮風に打たれながら大声を出すという厳しい修行を経て、
さまざまな声色を使い分ける落語、講談、浪曲、
また絵金が描いた浄瑠璃などの語りのルーツとなった芸能と言われています。
 
戦前までは盛んに行われていましたが、今日受け継ぐ人はごくわずかとなってしまいました。

高知市安楽寺、小角隆幸住職はこの話芸を受け継ぐ数少ない一人。

今回御披露いただくのは「弘法大師御一代記」より、
弘法大師が唐に入り、真言の教えを授かるまでの「入唐求法の段」。

笑いあり、涙ありの壮大な物語、是非ご来場ください。