11月8日(土)、高知大学で
「こうちボランティア・NPO支援基金」の
公開プレゼンテーションに行ってきました。


この基金は、高知県ボランティア・NPOセンターが、
県民、企業などからの寄付金をNPOの資金確保につなげるため、
2005年度から毎年運用しているのですが、
今年は3団体に30万円づつの支援金が用意されていました。



この制度のスゴいところは、

①民間の寄付金のみで運用されているところ
   …毎年たくさんの方が寄付をしてくれているのですね。

②特定の事業に対する助成ではなく、
 NPOやボランティアがこれまでしてきた活動の実績や
 運営面での工夫を評価し、奨励しているところ

   …ほとんどの助成金は、特定の事業に対して行っているので、
    今回のようなNPOごとの状況に合わせて
    自由に活用できるものは、ほんっっとに少なく、
    私たちにとって、願ったり叶ったりの制度なのです。


…ということで、私たち絵金蔵運営委員会も思い切って応募しちゃいました!
      


これに応募する団体は、
毎年違うテーマに沿った発表をするのですが、
今年のテーマは「持続性」

今年は19団体が応募し、
途中棄権が2団体あったので、
17団体で6分間のプレゼンテーションを行い、
審査されました。

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↑会場の様子。
発表者席、審査員席、一般席に分かれていて、
なんだか予想より物々しい雰囲気…


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NPOやボランティアは、
「よりよい社会、よりよい地域にしたい」という思いで集まり、
しかも自発的に行動をしています。
そのため、人・資金の面では、苦しい、といったところがほとんどです。
もちろん私たち、絵金蔵運営委員会もそういう悩みを抱えています。

組織を「持続」していくためには、
相当な創意工夫が必要になってきます。




プレゼン時間6分と審査委員による質疑応答4分は、時間厳守。
時間を過ぎると強制的に終了させられてしまします。


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↑格闘技のラウンドガールよろしく、「ラウンドボーイ」が
残り時間を表示してくれます。
発表者にとっては、すんごいプレッシャー…



今回応募した皆さんは、
並々ならぬ創意工夫を重ねて
長いあいだ「持続」してきた団体ばかり。
その思いと事業を語るのに6分は短すぎ~!(泣)
と感じたのは私だけではないはず。

私たちだけでなく、ほかの団体の方にとっても
今回のプレゼンは苦労したと思います。

ですが!6分ジャストー!!でプレゼンを終える団体が続出。


17の応募団体中、15番目にプレゼンを行う私たちは、
その様子を目の当たりにして、余計プレッシャーを感じたり…



でもほかの団体さんの創意工夫を聞けて、
とっても勉強になりました♪




午前中は全応募団体のプレゼン、
午後は運営員による非公開での審査があり、


みごと、絵金蔵運営委員会、助成金30万円ゲット!!

こちらのページで発表しています)

他の助成団体は、
・聴覚に障がいを持つ方のために文字通訳をしたり、
 高知県立交通安全こどもセンターの管理運営をされている
 「NPO法人 たびびと」さん、
・自閉症の方を支援する「NPO法人 高知県自閉症協会」さん
だそうです。



このたび私たちがいただいた助成金は、
平成21年1月に行う企画展に使わせていただきます!
(詳細が決まりましたら、HP・ブログでご紹介する予定です。
乞うご期待!)


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今回受賞した団体は、
11月29(土)、30日(日)に
高知県立ふくし交流プラザで行われる
こうちNPOフォーラム」で発表会を行います。

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県内たくさんの団体の発表や討論会、
そして気軽に参加できるカフェトークなんかもありますので、
ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね♪