隔月発行している「蔵通信」。
その中で絵金蔵ができるまでの活動を少しづつご紹介しています。

好評につき、こちらのブログでもご紹介したいと思います。

絵金蔵ができるまでの概要はこちらでどうぞ。



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平成17年2月11日にオープンした絵金蔵はまだ2歳と4ヶ月。
ここに至るまでには話せば長い道のりがありました‥‥。
まちづくりをめぐって、さまざまなディスカッションを重ねてきた地域の人々の
ユニークな試みをご紹介します。



第5回 旭湯お喜楽演芸場「はな笛」 平成13年4月
赤岡に残る古い建物を活用して何か楽しいことをしようとはじまった「旭湯お喜楽演芸場」。
会場は赤岡町江見町にあった旭湯。
ほかにも落語や影絵芝居、幻燈会など、数々の一風変わった、楽しい催しが行われました。


旭湯に集まる人々。
現在はその一部が絵金蔵向いの弁天座に移築され、
レトロな空気をそのままに伝えています。
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旭湯の番台に座り、籠を編むホロホロ・ネルソンさん。
大人も子供も、みんないきいきしてます…
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演奏するホロホロ・ネルソンさん。
「はな笛」ってもしかして…。
そう、なぜか鼻で笛を吹いています。
浴槽の中の方が音が良いそう。
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名称未設定-1.jpgはなぶえ ききたかったニャ~


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★赤岡の町づくりに関する本
『犬も歩けば赤岡町』赤岡町まちのホメ残し隊 2001年11月
 『おもろい町人』太郎次郎社エディタス 2006年4月


(2007年6月発行「蔵通信」より)


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赤岡町の一大イベント、絵金祭りも終わりましたが、
南国土佐の炎暑はまだまだ続いております。。。



というわけで、絵金蔵サロンのメニューとして、「かき氷」が登場。

8月いっぱいまでの期間限定販売です。

お味は6種類、
●イチゴ
●メロン
●レモン
●ソーダ
●みぞれ
●コーヒー
で、各200円、雪のようにふわふわに削られた氷が好評です。


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絵金蔵オススメは、コーヒー。↑
濃いめに点てたコーヒーに少しシロップを混ぜて冷やしました。

これは甘いものが苦手な方にぴったりの大人の味。

甘いのがお好きな方には、ガムシロップが付いているので、
自分好みの甘さに調節できます。



かき氷も是非御贔屓に…


 

絵金蔵の新グッズとして、絵金関係の書籍2種類が仲間入りしました。

①赤穂市立歴史博物館図録 「南国土佐の忠臣蔵―絵金が描いた芝居絵屏風-」 850円
P1020930.JPG 赤穂市立歴史博物館の平成19年度特別展の図録です。
高知県内に残る忠臣蔵を題材にとった芝居絵屏風を中心に収録しています。
絵金だけでなく、絵金の弟子たち(=絵金派)の作品も多数収録されています。

②吉良川文張/著「絵金 その謎の軌跡」 1400円
P1020929.JPG 県内で執筆活動をされている吉良川文張氏の書籍。
絵金の謎に包まれている生涯を、過去の文献を細かく分析しながら、大胆に推察された一冊。
192ページの読み応えのある一冊に仕上がっております。



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絵金蔵では、書籍を含めた絵金蔵グッズの通信販売も承っております。
詳しくはこちらをご参照ください。


突然ですが、現在絵金蔵展示室では、

なんと「招き猫」を展示しています。




↓こんな感じ。(画像をクリックすると少し拡大します)
IMG_4175.JPG IMG_4174.JPG
(普段この展示室は暗くしてありますが、撮影のため、点灯しております)

動画でご紹介できないのが残念ですが、左手は動いてちゃんと招いております…



これは、美術作家・柴川敏之さんの作品なのですが、現在高知県立美術館で開催中の

「2000年後の美術館プロジェクト PLANET MUSEUM」の一環で、

絵金蔵でも展示協力をしています。


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…絵金蔵では柴川先生の作品の中でも好評な、

そしてこのチラシの表紙にも登場する招き猫を展示しています。



柴川先生は、

「2000年後に携帯電話やパソコンが化石となって出土したら、

2000年後の未来の人はどんなふうに思うのでしょうか?」


という視点で作品を作っていらっしゃいますが、

今回は絵金蔵を含めた県内15ヶ所の施設を「2000年後の美術館」と見立てて

柴川先生の作品を展示しています。(柴川先生の作品を展示している場所はこちら



絵金蔵では、真っ暗闇の展示室に、絵金に囲まれながら「招き猫」が展示されていますが、

招き猫をしらない2000年後の人々は、「これはきっと2000年前のご神体だ!」

なんて言って、そのような展示をした…のかもしれませんね。

IMG_4176.JPG 絵金さんに捧げる(?)絵の具と筆も展示しています。

IMG_4179.JPG キャットウォークには、2008年現在の金ピカの招き猫も。



このプロジェクトは、展示だけでなく、県内各地でたくさんのワークショップやイベントも行います。




また、県内の美術館・博物館・図書館・観光施設などに、このプロジェクトのノボリが設置されています。

絵金蔵周辺のノボリはこちら↓

IMG_4168.JPG   IMG_4171.JPG
IMG_4169.JPG   IMG_4170.JPG
この4本。絵金蔵前と、赤岡本町通りに3本設置しています。

このノボリはクイズになっていて、中央には何かの拓本(たくほん:布の化石)がプリントされています。

ヒントは柴川先生の身近なものや、高知ならではのもの。

答えは高知県立美術館の南側の通路の壁面で紹介されていますので、

分からない問題は、県立美術館へ探しに行ってみてください。


※ノボリには「入館無料」と書いてありますが、
 柴川先生の作品をご覧になるには、絵金蔵の入館料が必要です。




ぜひいろんなところで「美術館のなつやすみ」を楽しんでくださいね。


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柴川敏之 2000年後の美術館プロジェクト「PLANET MUSEUM」
(詳しくはこちら

会期:2008年7月15日(火)~8月31日(日)
主会場:高知県立美術館
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絵金祭りは今年で32回目ですが、

なんと今回初めて「絵金祭り限定ラベル酒」高木酒造さんより発売されます。

その名も「第32回絵金祭り記念 絵金蔵」



↓その画像はこちら。
P1020919.JPG


↓ラベルのアップです。(クリックで拡大します)

ワンカップ赤ポスター.jpg


ワンカップ白ポスター.jpg




ラベルは今年の絵金歌舞伎の演目「菅原伝授手習鑑 寺子屋」より、
2種類のラベルで発売されます。

中身はどちらも純米酒、180ml入りです。

この題材の芝居絵は、赤岡町では本町2区と横町2区にあります。
もちろん絵金祭りでは、この本物が町並みで公開されます。




このラベルは今年のお祭り限り!

しかも絵金蔵のみでの販売、数量限定ですので、
みなさま、絵金祭りにお越しの際は、お早めにどうぞ!!


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